悩む人作業療法士が年収600万を達成できるかなぁ？
悩む人作業療法士が年収600万を達成する方法なんてあるの？
作業療法士として年数を重ねていくと、年収についても考えるようになります。
その時に、上記したような疑問を抱くことがあります。
作業療法士として年収600万稼ぐことは可能です。
結論から述べると作業療法士が年収600万を達成するには、訪問看護ステーションで働くべきです。
そのことを中心に本記事で解説します。
本記事は、私が知人から聞いたことや作業療法士10年の経験から学んだことを元に記事を作成しています。
本記事で分かること
- 作業療法士が年収600万達成する方法
- 訪問看護ステーションで年収600万を達成できる理由
- 訪問看護ステーションの選び方
リハビリ職におすすめの転職サイトをまとめています。
以下の記事も参考にしてください。
OTまこまる(@OT_MAKO)
●転職回数:2回
●病院や老健、デイサービスに従事した経験あり
●学会発表、勉強会への参加したことをもとに発信
作業療法士が年収600万を達成することは可能
『作業療法士として、年収600万を達成することは可能なの？』
そういった疑問が出てくる理由として、自分自身どれだけ働いても年収が上がらないことが一つの理由です。
私自身、作業療法士としての年収は450万程度です。
以下に作業療法士の平均年収額を表しています。
上図では作業療法士の平均年収額は356万と記載されています。
平均年収額から考えると、年収600万は2倍近くあります。
ますます、『年収600万なんて…』と思う方が多くなってくるはず…
しかし、作業療法士として年収600万を達成することは可能です。
以下に、年収600万を達成する方法を現実的かつ具体性のある方法を提示しています。
普通の作業療法士が年収600万を達成する方法は3択！
ここでは【普通の】作業療法士が年収600万を達成する方法を解説しています。
達成する方法は、現実的かつ特別才能がある作業療法士でなくても可能な方法です。
方法の中に「大学教授になること」や「海外で働くこと」も考えました。
しかし、【普通の】作業療法士が年収600万を達成するにあたって、現実的ではないため本記事では除外しています。
訪問看護ステーションで働く
作業療法士として1番収入が高い職場は、訪問看護ステーションと言われています。
1番の理由には、インセンティブ制度を取り入れていることが挙げられます。
インセンティブ制度はある一定数以上の訪問回数を超えると給料に上乗せされる制度です。
インセンティブ制度については後で詳しく説明しています。
公務員になる
公務員になることで、職場での経験年数を重ねて年収600万達成することが可能です。
管理職に就くと、さらに年収は上がります。
しかし、公務員は副業が禁止されているため、たくさん稼ぎたいと思ってもできません。
公務員として日々目の前の職務に全うすることで、給料が上がっていくようになっています。
副業をしたいと思っても、年齢を重ねてからでは、まずは転職をしないといけないので時間や労力がかかります。
副業をする
私はこの方法で年収600万を目指すことが1番良いと考えています。
しかし、現実的に考えるとなかなか難しいものです。
なぜなら、日々の業務を終えてから、スキルアップのために勉強や作業に取り組まなければいけません。
もしも、副業で年収600万を目指す場合には、自分の余暇時間を副業に捧げる覚悟が必要になります。
覚悟がある人は、副業に取り組むこともおすすめです。
特におすすめなのは訪問看護ステーションで働くこと
私自身は作業療法士にとって、1番収入を上げやすい方法と考えます。
訪問分野は、在宅部門であるため日常生活に寄り添った関わりが重視されます。
そのため、理学療法士や言語聴覚士よりも活躍しやすいことは確実です。
さらに、訪問看護ステーションでは精神疾患の患者様も担当するケースが増えています
理由として、精神疾患を抱えた患者様が多くなっていることが背景にあります。
そう言った理由もあって、作業療法士にとっては得意分野であることが考えられます。
訪問看護ステーションで年収600万を達成できる理由
訪問看護ステーションで働くことで、年収600万を達成できる理由を解説します。
1番は、先ほども述べたようにインセンティブ制度があることで年収600万を達成しやすいと考えて良いでしょう。
では、訪問看護ステーションで年収600万を達成できる理由を解説していきます。
インセンティブ制度
インセンティブ制度とは、何か気になってる方のために下で解説しています。
インセンティブとは英語で奨励や報奨を意味し、給与制度において使われる時は、目標達成など成果を上げた社員に対して支給される報奨金を指します。
引用:マイナビ転職
いわゆる、個人の成果次第で給料が変わるようです。
では、作業療法士にとって何が成果になるかわかりますか？
まこまる私たちの日常業務の成果は単位ですね。
やはり、どれだけ単位を取るかで事業所に入ってくる報酬が変わります。
もちろん、論文や研究などで成果を出せるなら良いと思います。
しかし、私のような普通の作業療法士は論文や研究で成果を上げることはなかなか難しいものです。
そのため、日々の取得単位数を上げて成果を見せるしかありません。
しかし、取得単位数によって、成果報酬を与えてくれるのはありがたい制度だと考えます。
なぜなら、私の病院では単位数が多くても少なくても給料は一緒です。
そう言った方の場合は、自分が取得した単位数を評価してくれる職場で働くことは良いのは間違いありません。
作業療法士は訪問看護では役割が大きい
その理由は以下の2点が挙げられます。
作業療法士が訪問看護で役割が大きい理由
- 精神疾患の勉強ができている
- 日常生活動作に特化した関わりができる
作業療法士は、精神疾患の勉強は養成校でできており、実習等でも精神分野を経験することがあります。
そういった理由から、精神疾患の利用者様を担当する機会が多い訪問看護ステーションでは役割が大きいことが言えます。
また、訪問看護ステーションは在宅にこちらが出向き日常生活に沿ったリハビリを行うことが多いです。
そのため、作業療法士の得意分野とも言える日常生活動作に特化した関わりは訪問看護ステーションでこそ活かされるものと考えています。
訪問看護ステーションで精神疾患の患者様を対象にする
訪問看護ステーションでは、作業療法士にしかできないことがあります。
精神疾患の利用者様を担当することです。
精神分野は、理学療法士や言語聴覚士には負けないと考えています。
そのため、作業療法士が訪問看護ステーションで担う役割はかなり大きいです。
とはいえ、仕事の負担が大きいわけではないので、誤解がないようにしてください。
作業療法士が年収600万達成するために訪問看護ステーションの選び方
訪問看護ステーションで働くことを考えるとき、特段条件がなければ、何も考える必要がありません。
しかし、年収600万の達成を考えるのであれば“訪問看護ステーションの選び方”が重要になります。
以下に選び方を解説しています。
インセンティブ制度がある
作業療法士が年収600万を達成するためには、インセンティブ制度の有無は必須です。
なぜなら、給料のが固定給ですと何年経っても昇給は難しい場合があります。
昇給しても1年で3000〜5000円程度です。
その点を踏まえて考えると、インセンティブ制度を取り入れている事業所というのは大事です。
しかし、インセンティブ制度は全ての訪問看護ステーションで取り入れられているわけではありません。
その点も注意して求人票や事業所説明の際に情報収集をしておくと良いでしょう。
開設後、年数が経過している
訪問看護ステーションは、1〜2年前に開設したけど、今は事業所が潰れているというケースもあります。
原因としては、以下の2点が考えられます。
訪問看護ステーションが潰れる原因
- 収益の確保が難しいケース
- 看護師の人材不足
1から訪問看護を始めようとすると、収益の確保は難しいです。
大抵は集客不足によるものが原因と考えます。
そのため、訪問看護ステーションは実績や開設してからの歴がとても大切になります。
また、訪問看護ステーションは指定基準が設けられています。
指定基準の中に人員基準も設けられており、保健師・看護師・准看護師の人数が常勤換算で2.5人以上でなければなりません。
訪問看護ステーションを開設しても維持することが難しいことも念頭に置いておくことで、訪問看護ステーションの選び方も変わってくると思います。
精神科訪問看護に力を入れている
精神科訪問に力を入れていなくても、年収アップは可能です。
しかし、年収600万を確実に狙うのであれば、精神科訪問看護に力を入れている事業所を選ぶべきです。
また、作業療法士の特性を活かすなら精神分野は特に活躍しやすいことが考えられます。
しかし、普通の求人票には精神科訪問看護ステーションに力を入れているのかはわかりません。
ですから、転職エージェントを利用しエージェントにアドバイスをもらうことをおすすめします。
作業療法士が年収600万を達成するには？その方法を解説！のまとめ
普通の作業療法士が年収600万を達成するには、以下の3点がより現実的です。
作業療法士が年収600万を達成する方法
- 訪問看護ステーションで働く
- 公務員として働く
- 副業をする
1番のおすすめは、訪問看護ステーションで働くことです。
本記事では、訪問看護ステーションで年収600万達成できる理由や選び方等を解説させていただきました。
インセンティブ制度を取り入れている訪問看護ステーションで働くだけで達成しやすいです。
「年収600万を達成したい！」と考えている人にはおすすめの選択肢になります。
