作業療法士でも年収1000万稼ぐことができるのかなぁ…
年収1000万稼げなくても、給料を増やしたい…
作業療法士として働く上で、年収1000万ってかなり遠いものと考えていませんか?
私自身、作業療法士として10年も働いていると、年収1000万稼ぐことは諦めていました。
しかし、実際やってみないとわかりません。
努力した人だけが年収1000万は達成することができると思ってます。
もし、あなたが年収1000万達成したいなら、正しい努力をすることが大事です。
私が作業療法士として10年働く中で気づいたことや学んだことを元に書いています。
本記事では、これから年収1000万に向けて努力する方が正しい方向で頑張れるように解説します。
本記事で学べること
- 作業療法士が年収1000万を達成する方法
- 作業療法士が年収1000万に近づく方法
- 年収1000万稼ぐためにやっておきたいこと
結論から言うと、作業療法士一本では稼ぐことは難しいです。
作業療法士の仕事に加えて副業をすることは必須になります。
副業をする上では、以下の記事が参考になります。
OTまこまる(@OT_MAKO)
●転職回数:2回
●病院や老健、デイサービスに従事した経験あり
●学会発表、勉強会への参加したことをもとに発信
作業療法士として年収1000万稼ぐことは難しい
作業療法士として10年働くと、昇給や昇進しても数千円〜数万円しか変わりません。
現段階では、年収1000万の半分にも及びません。
その結果から、作業療法士として年収1000万稼ぐことは難しいです。
それが以下の3つの理由になります。
理由①リハビリ職員の給与体制
リハビリ職員の給与体制は、ほとんどの場合が固定給です。
大体の方が月20万前後の給与です。
たくさん勉強しても全然勉強してなくても給料は変わりません。
患者様を良くしても良くできなくても変わりません。
私たちリハビリ職は診療報酬のもとで働いています。
毎日取れる単位数は21単位と決められており、1週間では108単位以上を算定してはいけません。
以上の結果から、リハビリ職は患者様を良くしても給料は上がることなく、結果は取得した単位数で決まります。
しかし、取得できる単位数も決められているため、給与が上がりにくいのが現状です。
リハビリ職が年収1000万稼ぐことが難しい理由①リハビリ職の給与体制
- リハビリ職は、ほとんどが固定給
- 治療技術では給与は変わらない
- 取得単位数も決められている
理由②昇給や昇進が少ない
作業療法士は昇給や昇進は、ほぼありません。
現在、役職者が決まっている病院の場合は役職者が辞めるまであなたは昇進することはありません。
もしやめたとしても、ほとんどの職場で年功序列が適応されているため、あなたが昇進することは上司がいなくなってからです。
例え、昇進したとしてもリハビリテーション科内での昇進です。
実際に私が上司から聞いたのですが、役職者になっても月に3万程度しか上がりません。
そう考えると、昇給や昇進を望んで一生懸命頑張って年収1000万を目指すことは非効率です。
リハビリ職が年収1000万稼ぐことが難しい理由②昇給や昇進が少ない
- 昇進することは少ない
- 年功序列制度の職場が多い
- 昇進しても昇給は少額
理由③そもそも年収1000万稼ぐ前例がない
あなたは、作業療法士が年収1000万稼ぐ事例を聞いたことがありますか?
私は聞いたことがありません。
そういった理由で年収1000万を諦めてるはずです。
作業療法士の平均年収額から見ても年収1000万稼ぐことの難しさがわかります。
上図から見てもわかるように、作業療法士を正社員として働いても平均年収は356万円です。
年収1000万の半分にも達していません。
しかし、作業療法士として稼ぐことはできなくても作業療法士+α、もしくは作業療法士の経験や資格を活かせる仕事であれば良いと思います。
例えば、作業療法士の経験を活かしたパーソナルトレーナー。
その他に作業療法士の経験を活かして、副業でブログ記事を書くこともおすすめします。
ブログを始めるならWordPressで始めることをおすすめします。
リハビリ職が年収1000万稼ぐことが難しい理由③そもそも年収1000万稼ぐ前例がない
- 作業療法士の平均年収は356万
- 作業療法士の資格や経験を活かした副業をしてみる
- 副業でブログを始めてみる
作業療法士が年収1000万を達成する方法4選
ここでは、作業療法士が年収1000万を達成する方法4選を紹介します。
独立・開業する
最近、自費リハビリ施設も増えてきました。
診療報酬では、私たちの給料は限界があります。
そこで、給料の伸び幅を最大限にするために独立・開業することをおすすめします。
初めのうちは、固定費でマイナスになるかもしれません。
値段設定や集客がうまくいくと、作業療法士が年収1000万稼ぐことも夢ではないかもしれません。
しかし、自費リハビリ施設は大体が3年で潰れると言われています。
そうならないように、初めのリサーチやマーケティングモデルを考えておくことは必須です。
大学教授になる
令和2年賃金構造基本統計調査によると、大学教授の平均年収は1,073.3万です。
とは言っても簡単になれるものではありません。
作業療法士になった後も、大学院への進学や論文の発表をして、やっと大学教授になれるものです。
それに見合った努力をしてこそ、得られる対価なのでかなり難しいことが考えられます。
海外で働く
アメリカの作業療法士は給料が高く、年収1,000万稼ぐことが可能です。
しかし、大学院に通って、相応の努力は必須となります。
また、アメリカで居住しなければならないため、簡単ではありません。
副業する
作業療法士としての給料が400万と想定すると、年収1000万を達成するためには600万稼ぐ必要があります。
しかし、副業なら少しづつですが年収1000万に近づくことが可能です。
副業の良いところは、自分のリスクが少ない状態で取り組めるところです。
もしも副業が会社にバレて、今の職場をクビになったとしても作業療法士の資格を持っている以上は転職すれば良いだけです。
副業が職場にバレないか心配な人は以下の記事もおすすめします。
作業療法士が副業をしながら、年収1000万に近づく方法
年収1000万は難しいかもしれないけど、年収1000万に近づくことは努力次第でいくらでも可能です。
ここでは作業療法士が年収1000万に近づく方法を解説します。
スキルアップする
スキルアップと言ってもさまざまあります。
デザインスキルやマーケティングスキル、ライティングスキルなど。
最近では、動画編集スキルが重宝されており、オンラインで講習を受ける方もいます。
上記したようなスキルがあると、今後副業を始めたり、フリーランスとして働く上では大事です。
専門性を身につけていく
専門性を身につけて作業療法士としてのスキルの向上を図ることで年収アップも望めます。
例えば、ハンドリングスキルを身につけて、患者様をよくする。
しかし、患者様を良くするだけでは細かく数値化できません。
ですから、論文や自身の技術をアウトプットしていくことで年収アップを望めます。
また、作業療法士としての技術に加えて、発信力を身につけておくことで独立や開業した時の宣伝も容易になるのでおすすめです。
給与の高い職場に転職する
誰でもできる年収アップの方法としては、こちらがメインになります。
年収1000万円は不可能ですが、給与の高い職場は転職エージェントに相談することで見つけやすいでしょう。
しかし、デメリットも考えられ、給与の高い職場に限って仕事量は多いです。
休日等も少ないため、あなたの貴重な時間が奪われるので注意は必要です。
作業療法士が年収1000万稼ぎたいならやっておくこと
ここでは、作業療法士が年収1000万稼ぐための思考法について解説します。
目標設定を細かくする
目標を設定する際には、細かく設定しておく必要があります。
例えば、以下のようになります。
期間や達成目標が数値化されていないため、どの程度で達成するのかがはっきり示されていません。
上記した点を踏まえて、以下の目標に変更しました。
期間と本を何冊読むかが記載されています。
こちらの方が、目標に向けたアクションプランを立てやすく行動しやすいことが考えられます。
加えて、目標を達成することで得られるゴールを提示できると尚良いことが言えます。
マンダラートで書き出す
マンダラートとは、マス目にアイデアを書き込むことで思考を整理したり広げたりする技法です。
WBCでも大活躍されていた、大谷翔平選手もマンダラートを使ってプロ野球選手やメジャーリーガーになるために考えられていたようです。
この方法は無料ででき、紙とペンさえあれば、マス目を作成して行うだけです。
1日の内、30分〜1時間一生懸命考え抜くことで出来上がるのでやってみることをおすすめします。
作業療法士が年収1000万を達成する方法のまとめ
作業療法士が年収1000万を達成することは簡単ではありません。
しかし、努力次第で年収1000万に近づくことは可能です。
もしも独立を考えるのであれば、副業を始めてリスクを少なくした状態から始めることをおすすめします。
副業で本業の年収を超えることができたなら、独立や開業なども視野に入れて動いていくと良いと考えます。
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