リハビリ職におすすめの参考書11選!

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私の経験をもとにリハビリ職におすすめの参考書を厳選しました!
悩む人

勉強したいけど、どの本を買えば良いかわからない…

悩む人

日々の悩みを解決する本を知りたい

日々、リハビリ職として働いていると、こういった悩みありませんか?

私自身、1年目の頃に臨床の悩みを解決するために近くの本屋さんで参考書を購入しました。

しかし、全然悩みを解決することはありませんでした。

なぜなら、自分の悩みと参考書の内容がマッチしていませんでした。

では、参考書を購入するときにはどうしたら良いのでしょうか?

それは、上司にどんな参考書が良いのか聞くことです。

とはいっても、『そんなこと聞ける上司なんていない』と言う方もいるはず…

本記事は『どんな参考書を買って良いのかわからない…』と言う方向けに記事を書いています。

本記事で紹介させていただく参考書は私が実際に購入して読んだものを紹介しています。

※少し参考書に偏りがあるかもしれませんが、悪しからず。。。

本記事でわかること

  • あなたがどの参考書を購入すべきかわかる

本記事の信頼性

本記事を書いたOTまこまるの自己紹介です。

本記事は当サイト(リハ職を楽しむブログ)の管理人であるOTまこまるが書いています。

10年目の作業療法士であり、リハ職を楽しむために日々奮闘中です!

目次

普段の臨床をサポートしてくれる本

普段の臨床で悩んだときにここで紹介する本はあなたのリハビリ業務をサポートしてくれます。

普段、臨床業務にあたる上で悩みは多いと思います。

そんなとき、どうして良いのかわからない時って山ほどあります。

私自身も同様の経験をしており、悩みをわからないまま放っておいたことがあります。

『この参考書のおかげで臨床で困ったことを少し解決できた!』

と言うものを紹介します。

環境適応-中枢神経障害への治療的アプローチ-

この本は私の臨床での疑問解決に1番役立ちました。

脳卒中患者様の障害像や物品を使用したアクティビティ、ADLのアプローチなどが詳しく解説されています。

購入した頃は、1ページづつ丁寧に読んでいましたが全て読み終わることはありませんでした。

この本の1番良い使い方は、どのように介入して良いかわからなくなったとき開いてみることがおすすめです。

この本では、

  • 脳卒中患者様の病態がわからない
  • 臨床でどんなアクティビティをして良いかわからない

といった疑問を解決してくれます。

正直、私は『臨床場面で役立つ本がほしい』と考えていました。

しかし、若手の頃に買った本はどれも難しいものばかりでした。

1-3年目の方は、どのようなことをして良いかわからない。

そんな疑問を解決してくれるのがこの本なので、私はおすすめします!

以下にリンクを貼っています。

▶︎環境適応-中枢神経障害への治療的アプローチ-

まこまる

正直、10年経った今でも臨床でわからなくなったとき読み返します。

環境適応実践実技ノート-中枢神経障害への知覚探索アプローチ-

こちらは、上で紹介した環境適応の最新版です。

上の環境適応は2004年に発売されたのに対して、こちらは2020年に発売されています。

16年の時を経て、内容が更新されて実技の内容もより深いものになっています。

こちらでは、柏木先生だけなく、全国の環境適応に携わる著名な先生方が本書を書き上げています。

上で紹介したものより新しいこともあり、実技の内容も少し異なります。

こちらの本は、環境適応を一層深めたい方におすすめします!

以下にリンクを貼っています。

▶︎環境適応実践実技ノート-中枢神経障害への知覚探索アプローチ-

まこまる

本書は更に知識を深めるために使っています。

脳卒中の動作分析-臨床推論から治療アプローチまで-

こちらの本も、臨床での疑問解決にすごく役立ちました。

私の場合、もともとボバースを勉強していたこともあったので、自分の知識を深めることにすごく役立ちました。

動作分析と書かれていますが、私は治療場面で多く活用しました。

特に、上肢や手の治療は回復が止まって行き詰まることが多いです。

『そんなとき、どうすれば良いのかわからない。』

『アクティビティで介入することは難しい。』

そんな時に、この本を読んで勉強しました。

何度も読み返すことで、自分の治療場面の手助けをしてくれることが何度もありました。

以下にリンクを貼っています。

▶︎脳卒中の動作分析-臨床推論から治療アプローチまで-

まこまる

たくさん文献が引用されており、読み応えある本です。

活動分析アプローチ-中枢神経障害の評価と治療-

はじめに紹介した、環境適応とは少し異なりますが似ている点もあります。

こちらの本も普段の臨床で使える内容がたっぷり詰まっています。

症例提示もされており、実際の臨床場面で使うには最適の内容です。

実際に紹介されている内容は以下の通りです。

  • 上肢機能へのアプローチ
  • ADL・IADLへのアプローチ
  • 高次脳機能障害へのアプローチ
  • 食事へのアプローチ
  • 移動へのアプローチ

こちらもわからないことがあった時には、環境適応と一緒に読むことで違った視点からヒントを得ることができます。

以下にリンクを貼っています。

▶︎活動分析アプローチ-中枢神経障害の評価と治療-

まこまる

活動分析を学びたいなら、まずはコレですね!

重度障害者への活動分析アプローチ 下

こちらも活動分析の本です。

上・下に分かれており、上述した活動分析の本よりは、より深いことが解説されている印象です。

なぜ、重度障害者への活動分析アプローチ“下”なのか?

私自身、嚥下障害の方へのアプローチに困っていたからです。

本書は嚥下障害の方へのアプローチ以外にも以下の内容が書かれています。

  • コミュニケーション
  • 高次脳機能障害
  • 認知症
  • activityへの展開

タイトルに“重度障害者”と書かれてあるとおり、重症の方へのアプローチが載っています。

臨床ではかなり困惑することが多いことなので、本書はとても役に立ちます。

以下にリンクを貼っています。

▶︎重度障害者への活動分析アプローチ 下

まこまる

本書の内容はOTにとってはかなり役立つものでした。

臨床OT ROM治療

徒手での介入ってどうすれば良いのかわからない。

そのような悩みを解決してくれる本がこちらです。

本書ではどのように徒手で介入すべきかが解説されています。

総論を始め、部位ごとに以下の内容がに書かれています。

  • 上肢・体幹の構造とROM治療
  • 下肢の構造とROM治療
  • 症例報告

実際に読むだけでは、全然身につくことはありません。

ですから、職員同士で実技練習をする上で本書を活用することもおすすめします。

以下にリンクを貼っています。

▶︎臨床OT ROM治療

まこまる

実技でわからないところを上司に教えていただきました。

作業療法における上肢機能アプローチ

この本は、序盤は総論が書かれており、中盤以降はアプローチ内容が書かれています。

中盤以降は、ケーススタディのようになっています。

私自身、本書からは治療場面でのひらめきを与えてくれました。

具体的な病名や患者様の能力が書かれてあるので、普段の臨床で役に立つことが多かったです。

上肢機能のアプローチに特化した内容となっています。

脳卒中の症例のみでなく他疾患の症例も挙げられています。

整形分野で働く方にもおすすめの本です。

以下にリンクを貼っています。

▶︎作業療法における上肢機能アプローチ

まこまる

新人の頃に、この本からヒントを得ようと必死でした。

リハビリテーションのための脳・神経科学入門

入門と書かれていますが入門ではありません。

というのはよく見る口コミです。

まさにその通りですが、すごく内容が深く読むたびに知識を深めることができます。

本書はある程度知識がついた上で、購入し読むことをおすすめします。

なぜなら、いくら読んでも勉強を始めたばかりの人にとっては難しすぎるからです。

年数で言うと3-4年目で読んでみると良いかもしれません。

以下にリンクを貼っています。

▶︎リハビリテーションのための脳・神経科学入門

まこまる

知識が深まるたびに読み返すことでアップデートできる内容です。

脳百話

本書では中枢神経と体の動きがどのように関係しているか書かれています。

よく脳卒中の方がどのようにして治るかイメージしにくいという疑問はよく聞かれます。

本書では中枢神経と体の動きについて詳しく書かれています。

これから中枢疾患を勉強したいけど、今まで全然勉強したことがない。

そのような人にはまず、本書の購入をおすすめします。

以下にリンクを貼っています。

▶︎脳百話

まこまる

脳と体のつながりがイメージしにくい方には本書をおすすめします!

タッチ

はっきり言ってこの本は難しいです。

購入して、意気込んで読み始めたものの何度か寝落ちしたことがあります。

何度も読む機会はありましたが、まだまだ読み応えがあります。

得られるものはかなり大きいです。

特に“体性感覚”のことを学びたい方には役立つ内容です。

値段以上の価値があることは間違い無いのでおすすめです。

以下にリンクを貼っています。

▶︎タッチ

筋骨格系のキネシオロジー

こちらは、養成校でのある程度の学習を終えて更に知識を深めていく上で、運動学を学ぶことは非常に大切です。

かなり分厚く、総ページ数およそ800ページとなっています。

読み応えあり、全てを読もうとすることは不可能です。

私の場合は気になる時に本書を開けて読むようにしていました。

いわゆる運動学の辞書みたいな使い方をしていました。

以下にリンクを貼っています。

▶︎筋骨格系のキネシオロジー

まこまる

これ一冊で他の運動学の本を買う必要がなくなりました!

注意点

参考書を使うときの注意点をここでは解説しています。

参考書は購入しただけでは、何も成長しません。

もちろん、悩みを解決することはありません。

1番大切なことは日々の臨床の中で悩むことです。

悩み抜くことで、確実に見えるものがあり、得られる結果があります。

そのため、悩んだ時には必ず上で紹介した参考書で調べるようにしましょう。

あなたが1つづつ悩みを解消していくことで1年後には今よりも悩むことが少なくなっています。

まとめ

リハビリ職におすすめの参考書をここでは紹介しました。

本記事では、リハ職におすすめの参考書を紹介しました。

私が参考にして日々の患者様の介入ですごく役に立った本ばかりです。

どれも、あなたのセラピストとしての人生をサポートしてくれることは間違いないので、ぜひ購入してください。

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