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【保存版】訪問リハビリの暑さ対策グッズ&テクニック総まとめ

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なやむ君

夏の訪問リハ、暑すぎて大変です…

まこまる

しっかり対策すれば大丈夫だよ!

なやむ君

でも利用者さんも心配で…

まこまる

両方の対策を教えるね!

真夏の訪問リハビリで、暑さに悩まされていませんか?

移動中の炎天下、エアコンのない部屋、汗だくでのリハビリ…

暑さは集中力を奪い、事故のリスクも高めます。

そこで今回は、セラピストと利用者様、両方の暑さ対策を徹底解説します。

結論

結論
適切な暑さ対策により、真夏でも安全で質の高い訪問リハビリを提供できる。
準備と工夫次第で、暑さは克服できる。

本記事では、実際に使える対策グッズも含めて、明日から実践できる方法をお伝えします。

目次

なぜ訪問リハビリの暑さ対策が重要なのか

なやむ君

そんなに重要ですか?

まこまる

命に関わることもあるんだ!

セラピスト側のリスク

  1. 熱中症のリスク
    移動中の直射日光
    連続訪問による疲労蓄積
    水分補給のタイミング不足
  2. 集中力の低下
    判断力の鈍化
    事故リスク増加
    リハビリの質の低下
  3. 体力の消耗
    1日の訪問件数への影響
    慢性的な疲労
    モチベーション低下

利用者様側のリスク

  1. 体温調節機能の低下
    高齢者は暑さを感じにくい
    発汗機能の低下
    脱水になりやすい
  2. リハビリ中の体調悪化
    血圧変動
    めまい、ふらつき
    転倒リスク増加
  3. 意欲の低下
    暑さによる不快感
    運動への抵抗感
    リハビリ効果の減少
まこまる

実際に、夏場は体調不良でのキャンセルが増えます。予防的な対策が本当に大切なんです。

セラピストの暑さ対策【移動編】

なやむ君

移動中が一番きついです…

まこまる

装備を整えれば楽になるよ!

訪問リハビリに最適なネッククーラー

[Genki Ice ネッククーラー 24℃凍結タイプ]

24℃で自然凍結する最新のPCM技術を採用。冷凍庫不要で、涼しい場所に置くだけで再凍結します。

おすすめポイント

  • 水に濡らす必要なし
  • 約2時間の冷却効果
  • 両手が自由に使える
  • サイズ展開豊富(XS〜L)
まこまる

従来の冷感タオルと違い、濡らす手間がないのが本当に便利!僕も毎日使っています。

炎天下の移動に必須の日傘

[konciwa 日傘 軽量 189g-199g UVカット率100% 完全遮光]

訪問リハビリの移動中、最も効果的な暑さ対策は日傘です。この商品は完全遮光で体感温度を大幅に下げてくれます。

おすすめポイント

  • 超軽量:189g〜199gで持ち運び楽々
  • UVカット率100%:完全遮光で日焼け防止
  • ワンタッチ自動開閉:片手で簡単操作
  • 晴雨兼用:急な雨にも対応

男性セラピストも使いやすいシンプルなデザイン。

コンパクトに折りたためるので、訪問バッグにも収納できます。

まこまる

最初は恥ずかしかったけど、今では必需品です!

両手が自由になるハンディファン

[RHYTHM ハンディファン 2025 大風量 静音 3WAY]

訪問バッグを持ちながらでも涼しさをキープできる、3WAY仕様の携帯扇風機です。

おすすめポイント

  • 5段階風量調整:状況に応じて調節可能
  • 静音設計:訪問先でも気にならない
  • Type-C充電:急速充電対応
  • カラビナ&ストラップ付き:バッグに取り付け可能
まこまる

首掛けにすれば、自転車移動中も涼しい!

移動時の工夫

  1. ルートの最適化
    • 日陰の多い道を選択
    • 最短距離より涼しいルート優先
    • コンビニ等の休憩ポイント確認
  2. 時間帯の調整
    • 可能なら早朝・夕方に集中
    • 昼休みを長めに設定
    • 炎天下の移動を最小限に
  3. 服装の工夫
    • 吸水速乾素材のポロシャツ
    • 通気性の良いパンツ
    • UVカットアームカバー
まこまる

恥ずかしがらずに日傘を使いましょう!最近は男性の利用者も増えていて、理解も深まっています。

セラピストの暑さ対策【訪問中編】

なやむ君

エアコンない家もありますよね…

まこまる

携帯グッズで対応できるよ!

訪問中の必需品

1. 瞬間冷却パック

[瞬間冷却パック 叩けば冷える 5個セット]

叩くだけで瞬時に冷える便利アイテム。利用者様の急な体調変化にも対応できます。

活用シーン

  • リハビリ前のクールダウン
  • 利用者様の発熱時
  • 自身の熱中症予防

3. 冷感スプレー

[冷感スプレー 衣類用 メントール配合]

衣類にスプレーするだけで、ひんやり感が持続。利用者様の了解を得て使用しましょう。

訪問中の環境調整

  1. 換気の工夫
    • 対角線上の窓を開ける
    • 扇風機で空気を循環
    • カーテンで直射日光を遮る
  2. リハビリ内容の調整
    • 運動強度を下げる
    • 休憩を多めに取る
    • 座位での訓練を増やす
  3. 水分補給の促し
    • リハビリ前後で必ず
    • 一緒に飲むことで促進
    • 飲みやすい温度の確認

利用者様への暑さ対策指導

なやむ君

利用者さんへの指導は?

まこまる

具体的に教えてあげるようにしましょう!

環境整備の提案

1. エアコンの適切な使用

設定温度の目安

  • 室温:26〜28℃
  • 湿度:50〜60%
  • 風向き:体に直接当たらない

まこまる

まこまる

扇風機との併用で効率化できることなども説明しましょう。

2. 遮熱グッズの活用

窓からの熱を大幅にカット。

エアコンの効きも良くなり、電気代節約にもなります。

効果

  • 室温2〜3℃低下
  • エアコン効率30%UP
  • UVカット機能付き

    3. サーキュレーターの設置

    エアコンと併用することで、室内の温度ムラを解消。

    設定温度を上げても快適に過ごせます。

    熱中症予防のポイント

    なやむ君

    予防が大切ですよね?

    まこまる

    チェックリストを作ったよ!

    セラピスト用チェックリスト

    • 訪問前
      □ 水分を500ml以上摂取
      □ 朝食をしっかり食べる
      □ 体調確認(睡眠・疲労度)
      □ 暑さ対策グッズの準備
    • 訪問中
      □こまめな水分補給(15分ごと)
      □ 汗を拭く
      □ 無理をしない
      □ 体調の変化に注意
    • 訪問後
      □ クールダウン時間を取る
      □ 塩分補給
      □ 次の訪問まで休憩
      □ 体調の再確認

    利用者様への指導ポイント

    1. 水分補給の習慣化
      • 起床時、食事前後、入浴前後
      • のどが渇く前に飲む
      • 1日1.5L以上を目標
    2. 室温管理の重要性
      • 温度計を見やすい場所に
      • 1日3回はチェック
      • 我慢せずエアコン使用
    3. 体調変化のサイン
      • めまい、頭痛
      • 食欲不振
      • 尿量の減少
      • 体のだるさ
    まこまる

    「いつもと違う」と感じたら、すぐに対応することが大切です。

    緊急時の対応

    なやむ君

    もし熱中症になったら?

    まこまる

    落ち着いて対応しよう!

    熱中症の初期症状

    1. 軽度(Ⅰ度)
      めまい、立ちくらみ
      筋肉痛、こむら返り
      大量の発汗
    2. 中等度(Ⅱ度)
      頭痛、吐き気
      倦怠感、虚脱感
      集中力低下
    3. 重度(Ⅲ度)
      意識障害
      けいれん
      高体温

    応急処置の手順

    • 涼しい場所へ移動
    • 衣服を緩める
    • 体を冷やす
      • 首、脇、足の付け根
      • 冷却パックや濡れタオル
    • 水分・塩分補給
    • 必要時は救急要請

    まとめ

    訪問リハビリの暑さ対策のポイントをまとめます。

    【3つの重要ポイント】

    • 事前準備が8割:適切なグッズと計画で予防
    • 環境調整を積極的に:遠慮せず快適な環境作り
    • 早期発見・早期対応:体調変化を見逃さない

      暑さ対策は、セラピストと利用者様の両方に必要です。

      適切な対策により、真夏でも安全で効果的なリハビリを提供できます。

      今回紹介したグッズを活用して、この夏を乗り切りましょう!

      よくある質問(FAQ)

      まこまる

      現場の質問に答えるよ!

      利用者様がエアコンを使いたがらない場合は?

      A. まず理由を聞きましょう。電気代の心配なら、扇風機との併用や設定温度の工夫を提案。体が冷えるという方には、風向き調整や薄手の上着を勧めます。健康リスクを丁寧に説明することも大切です。

      移動中の飲み物は何がいいですか?

      スポーツドリンクを2〜3倍に薄めたものがおすすめ。糖分が多すぎず、適度な塩分補給ができます。カフェインは利尿作用があるので、コーヒーや緑茶は控えめに。

      汗をかいた後の着替えはどうしてますか?

      速乾性のインナーを2〜3枚持参し、訪問の合間に着替えます。汗拭きシートで体を拭いてから着替えると、さっぱりして次の訪問に臨めます。

      真夏のリハビリメニューの工夫は?

      運動強度を通常の7〜8割に設定。休憩を5分ごとに入れ、水分補給を促します。

      訪問時間の調整は可能ですか?

      利用者様と相談の上、可能な範囲で調整しましょう。特に11時〜15時の最も暑い時間帯、エアコンが無い空間でのリハビリを避けられれば理想的です。ケアマネジャーとも連携して、夏季限定の時間変更を検討することもあります。

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