
夏の訪問リハ、暑すぎて大変です…

しっかり対策すれば大丈夫だよ!

でも利用者さんも心配で…

両方の対策を教えるね!
真夏の訪問リハビリで、暑さに悩まされていませんか?
移動中の炎天下、エアコンのない部屋、汗だくでのリハビリ…
暑さは集中力を奪い、事故のリスクも高めます。
そこで今回は、セラピストと利用者様、両方の暑さ対策を徹底解説します。
結論
結論
適切な暑さ対策により、真夏でも安全で質の高い訪問リハビリを提供できる。
準備と工夫次第で、暑さは克服できる。
本記事では、実際に使える対策グッズも含めて、明日から実践できる方法をお伝えします。
なぜ訪問リハビリの暑さ対策が重要なのか

そんなに重要ですか?

命に関わることもあるんだ!
セラピスト側のリスク
- 熱中症のリスク
移動中の直射日光
連続訪問による疲労蓄積
水分補給のタイミング不足 - 集中力の低下
判断力の鈍化
事故リスク増加
リハビリの質の低下 - 体力の消耗
1日の訪問件数への影響
慢性的な疲労
モチベーション低下
利用者様側のリスク
- 体温調節機能の低下
高齢者は暑さを感じにくい
発汗機能の低下
脱水になりやすい - リハビリ中の体調悪化
血圧変動
めまい、ふらつき
転倒リスク増加 - 意欲の低下
暑さによる不快感
運動への抵抗感
リハビリ効果の減少

実際に、夏場は体調不良でのキャンセルが増えます。予防的な対策が本当に大切なんです。
セラピストの暑さ対策【移動編】

移動中が一番きついです…

装備を整えれば楽になるよ!
訪問リハビリに最適なネッククーラー
[Genki Ice ネッククーラー 24℃凍結タイプ]
24℃で自然凍結する最新のPCM技術を採用。冷凍庫不要で、涼しい場所に置くだけで再凍結します。
おすすめポイント
- 水に濡らす必要なし
- 約2時間の冷却効果
- 両手が自由に使える
- サイズ展開豊富(XS〜L)

従来の冷感タオルと違い、濡らす手間がないのが本当に便利!僕も毎日使っています。
炎天下の移動に必須の日傘
[konciwa 日傘 軽量 189g-199g UVカット率100% 完全遮光]
訪問リハビリの移動中、最も効果的な暑さ対策は日傘です。この商品は完全遮光で体感温度を大幅に下げてくれます。
おすすめポイント
- 超軽量:189g〜199gで持ち運び楽々
- UVカット率100%:完全遮光で日焼け防止
- ワンタッチ自動開閉:片手で簡単操作
- 晴雨兼用:急な雨にも対応
男性セラピストも使いやすいシンプルなデザイン。
コンパクトに折りたためるので、訪問バッグにも収納できます。

最初は恥ずかしかったけど、今では必需品です!
両手が自由になるハンディファン
[RHYTHM ハンディファン 2025 大風量 静音 3WAY]
訪問バッグを持ちながらでも涼しさをキープできる、3WAY仕様の携帯扇風機です。
おすすめポイント
- 5段階風量調整:状況に応じて調節可能
- 静音設計:訪問先でも気にならない
- Type-C充電:急速充電対応
- カラビナ&ストラップ付き:バッグに取り付け可能

首掛けにすれば、自転車移動中も涼しい!
移動時の工夫
- ルートの最適化
- 日陰の多い道を選択
- 最短距離より涼しいルート優先
- コンビニ等の休憩ポイント確認
- 時間帯の調整
- 可能なら早朝・夕方に集中
- 昼休みを長めに設定
- 炎天下の移動を最小限に
- 服装の工夫
- 吸水速乾素材のポロシャツ
- 通気性の良いパンツ
- UVカットアームカバー

恥ずかしがらずに日傘を使いましょう!最近は男性の利用者も増えていて、理解も深まっています。
セラピストの暑さ対策【訪問中編】

エアコンない家もありますよね…

携帯グッズで対応できるよ!
訪問中の必需品
1. 瞬間冷却パック
[瞬間冷却パック 叩けば冷える 5個セット]
叩くだけで瞬時に冷える便利アイテム。利用者様の急な体調変化にも対応できます。
活用シーン
- リハビリ前のクールダウン
- 利用者様の発熱時
- 自身の熱中症予防
3. 冷感スプレー
[冷感スプレー 衣類用 メントール配合]
衣類にスプレーするだけで、ひんやり感が持続。利用者様の了解を得て使用しましょう。
訪問中の環境調整
- 換気の工夫
- 対角線上の窓を開ける
- 扇風機で空気を循環
- カーテンで直射日光を遮る
- リハビリ内容の調整
- 運動強度を下げる
- 休憩を多めに取る
- 座位での訓練を増やす
- 水分補給の促し
- リハビリ前後で必ず
- 一緒に飲むことで促進
- 飲みやすい温度の確認
利用者様への暑さ対策指導

利用者さんへの指導は?

具体的に教えてあげるようにしましょう!
環境整備の提案
1. エアコンの適切な使用
設定温度の目安
- 室温:26〜28℃
- 湿度:50〜60%
- 風向き:体に直接当たらない
まこまる

扇風機との併用で効率化できることなども説明しましょう。
2. 遮熱グッズの活用
窓からの熱を大幅にカット。
エアコンの効きも良くなり、電気代節約にもなります。
効果
- 室温2〜3℃低下
- エアコン効率30%UP
- UVカット機能付き
3. サーキュレーターの設置
エアコンと併用することで、室内の温度ムラを解消。
設定温度を上げても快適に過ごせます。
熱中症予防のポイント

予防が大切ですよね?

チェックリストを作ったよ!
セラピスト用チェックリスト
- 訪問前
□ 水分を500ml以上摂取
□ 朝食をしっかり食べる
□ 体調確認(睡眠・疲労度)
□ 暑さ対策グッズの準備 - 訪問中
□こまめな水分補給(15分ごと)
□ 汗を拭く
□ 無理をしない
□ 体調の変化に注意 - 訪問後
□ クールダウン時間を取る
□ 塩分補給
□ 次の訪問まで休憩
□ 体調の再確認
利用者様への指導ポイント
- 水分補給の習慣化
- 起床時、食事前後、入浴前後
- のどが渇く前に飲む
- 1日1.5L以上を目標
- 室温管理の重要性
- 温度計を見やすい場所に
- 1日3回はチェック
- 我慢せずエアコン使用
- 体調変化のサイン
- めまい、頭痛
- 食欲不振
- 尿量の減少
- 体のだるさ

「いつもと違う」と感じたら、すぐに対応することが大切です。
緊急時の対応

もし熱中症になったら?

落ち着いて対応しよう!
熱中症の初期症状
- 軽度(Ⅰ度)
めまい、立ちくらみ
筋肉痛、こむら返り
大量の発汗 - 中等度(Ⅱ度)
頭痛、吐き気
倦怠感、虚脱感
集中力低下 - 重度(Ⅲ度)
意識障害
けいれん
高体温
応急処置の手順
- 涼しい場所へ移動
- 衣服を緩める
- 体を冷やす
- 首、脇、足の付け根
- 冷却パックや濡れタオル
- 水分・塩分補給
- 必要時は救急要請
まとめ
訪問リハビリの暑さ対策のポイントをまとめます。
【3つの重要ポイント】
- 事前準備が8割:適切なグッズと計画で予防
- 環境調整を積極的に:遠慮せず快適な環境作り
- 早期発見・早期対応:体調変化を見逃さない
暑さ対策は、セラピストと利用者様の両方に必要です。
適切な対策により、真夏でも安全で効果的なリハビリを提供できます。
今回紹介したグッズを活用して、この夏を乗り切りましょう!
よくある質問(FAQ)

現場の質問に答えるよ!
- 利用者様がエアコンを使いたがらない場合は?
A. まず理由を聞きましょう。電気代の心配なら、扇風機との併用や設定温度の工夫を提案。体が冷えるという方には、風向き調整や薄手の上着を勧めます。健康リスクを丁寧に説明することも大切です。
- 移動中の飲み物は何がいいですか?
スポーツドリンクを2〜3倍に薄めたものがおすすめ。糖分が多すぎず、適度な塩分補給ができます。カフェインは利尿作用があるので、コーヒーや緑茶は控えめに。
- 汗をかいた後の着替えはどうしてますか?
速乾性のインナーを2〜3枚持参し、訪問の合間に着替えます。汗拭きシートで体を拭いてから着替えると、さっぱりして次の訪問に臨めます。
- 真夏のリハビリメニューの工夫は?
運動強度を通常の7〜8割に設定。休憩を5分ごとに入れ、水分補給を促します。
- 訪問時間の調整は可能ですか?
利用者様と相談の上、可能な範囲で調整しましょう。特に11時〜15時の最も暑い時間帯、エアコンが無い空間でのリハビリを避けられれば理想的です。ケアマネジャーとも連携して、夏季限定の時間変更を検討することもあります。