この記事を見てくれてありがとうございます。
本記事では、私が作業療法士になって今までどのように過ごしてきたのか?を書いています。
本記事を読んでいただき、私のことを知っていただきたいのと、これから作業療法士として年数を重ねていく上で少しでも誰かの参考になることを思って書いています。
以下が私の簡単な自己紹介。
私は、作業療法士として10年頑張ることができました。
しかし、就職したての頃はかなりの落ちこぼれでした。
後述しますが、以下のようなことが挙げられます。
- 寝坊は日常茶飯事
- 退院支援は全然できない
- わからないことばかりなのに上司に聞かない
私、まこまるの1年目は、はっきり言って地獄でした。
その地獄を経験したからこそ、今こうして“あの時”を語ることができるのです。
では、まこまるとは一体どういった人なのでしょうか?
まこまるとは?
まこまるはこういった人間です。
- 30代前半
- 妻と娘の3人家族
(世界で一番娘が好きです。)
- 作業療法士10年目
- 勉強会に使った金額は50万超え
- 様々な学会で4回の発表を経験済み
- ボバースや環境適応を勉強してきました
- Twitterフォロワー約1,100人(2023年10月現在)
日々、妻と娘と楽しい生活を送るため、仕事を一生懸命頑張っています。
私自身、過去には各学会で発表を4回経験済みです。
(学会名は伏せさせていただきます。)
また、講習会にはたくさん参加しており、使った金額は軽く見積もっても50万は超えています。
一時は職場で、「勉強会マニア」とまで陰口を言われたことがあります。
また勉強会だけならず参考書も数々購入してきました。
しかし、1年目の当時は闇雲に参考書を購入していたので、出費が重なりました。
誰でも自分に合った悩みがあるはずです。
その悩みを解決してくれる参考書と出会うことが1番の悩み解決につながります。
以下、私の経験をもとにリハ職におすすめの参考書を紹介しています。
なぜブログをしているのか?
では、勉強会にたくさん参加してきたのに、なぜ今ブログをしているのか?
結論が申し上げますと、当ブログを見て1人でも多くの方に作業療法士を楽しんでほしいからです。
発信するコンテンツも何にしようか考えました。
しかし自分の立場上、顔や声が出せない立場にあります。
そういったことを踏まえると、1番ブログがよかったと考えました。
ですから、普段のTwitterでは日々の臨床のことや気になることなどをツイートしています。
そして、私の考えに興味を持った方にはブログを見ていただくことで、もっと深いことをお伝えできると考えています。
ブログの始め方は以下の記事で紹介しています。
人生でどうしようもなかった1年目
はっきり言って、私はどうしようもない新人でした。
それこそ、使えないという言葉はあの頃の私にピッタリです。
具体的には、後で書いていますのでそちらを見てください。
どうしようもない新人でしたが、私には私なりの悩みがありました。
『このまま、毎日何も考えず働いて定年を迎えるのだろうか。』
このことを考えて、かなり病んでたのを覚えています。
実際に職場の上司にも同じ相談をしたことがあります。
しかし、笑って返されたのを覚えています。
もし、あの時ちゃんと相談できる人がいたら何か変わったかもしれないと、考えることがあります。
人生のどん底を味わった8年目
私の人生のどん底というべき時期は8年目の頃です。
ライフステージの変化に伴い、私生活や仕事が全然うまくいきませんでした。
その頃、うつ病や適応障害のような症状がみられていました。
毎日が辛く、泣きそうになりながら「今日もまた仕事かぁ…」となりながら出勤してました。
しかし、この時も誰かに相談し話を聞いてもらうことで心が軽くなったことを覚えています。
どの時期もそうですが、誰かに相談できる環境というのは非常に大切です。
まこまるの学生時代〜作業療法士10年目を迎えるまで
ここからは、もっと深く私の作業療法士人生について知ってもらえるように解説していきます。
いろんな経験をした私ですが、知っていただきたいことをピックアップしてお伝えさせていただきます。
勉強できなかった養成校時代
私は養成校の時には全然と言って良いほど勉強できませんでした。
しかし入学初期の頃は、必死に勉強してました。
では、何がいけなかったかというと以下の通りです。
- 努力が足りないのに、勉強した気になっていた
- 勉強したけど、成功体験が得られずしんどくなった
今、思い返すとこの時の反省点が二つほどあります。
まず一つ目は、自分自身にあまかったという点です。
これだけ、やったら結果が出るだろうという考えを持って勉強していました。
しかし全然結果が出なかったのです。
なぜなら自分の中で限界を決めていたからです。
勉強というものは、いくらやっても尽きないものと考えています。
いつでもそうですが、学べば学ぶほど自分が知らなかったことやわからなかったことが見えてきます。
新しいことが見えてくることで、自分の中でも新たな気づきが生まれます。
その気づきが生まれた時、あなたは次のステップに移行できます。
もう一つの反省点は自分に過度な期待をしないことです。
もっと、簡単にいうと勉強している時はネガティブになっていいものだと思います。
結果が出ないことを前提に勉強することはもちろん。
「これで勉強しても結果が出ないかも…」という考えのもと取り組むことで、もっとやらないといけないと鼓舞されるからです。
上記の反省点を参考にすることで、今後何か始めたいと考えてる人にとってはかなり有効です。
寝坊を3回してしまった1年目
1年目で寝坊3回してしまった時は、社会人としてどうしようもなかったとしか言えません。
あの時の自分を振り返ると、何も目標がなく仕事にやりがいを見出せなかったのを覚えています。
「一生このまま過ごしてつまらない人生で終えるのかなぁ」と思ってました。
きっと私と同じような悩みや考え方を持っている方もいることでしょう。
私自身とても辛い毎日を過ごしていました。
それでも、1年間終えることができました。
この時わかったのですが、どれだけ辛くても時間は過ぎていきます。
今辛くてもいつか必ず辛い原因となるものは解消されます。
その時までじっと耐えてください。
その間、誰かに相談してみてください。
私自身、誰かに相談したいけど、相談できない状況でした。
相談することで、あなたの悩みは解消されます。
学会発表をした2〜6年目
1年目は新人発表ができなかったため、2年目に新人発表を行いました。
そこから、私はインプットすればアウトプットすることの必要性に気付きました。
また、学会で発表することで毎回成長することができました。
今から成長したいと考えている人には、学会発表をすることもおすすめです。
学会発表をすることで、たくさんの出会いがあり学びがあるので人生が変わることは間違いありません。
しかし、デメリットもあります。
発表までに抄録やプレゼン資料を作成する際には、何度も作り直す必要があるので、時間がかかります。
時間がかかるけど、お金はもらえません。
本当に自己研鑽する気持ちがないと発表まで至ることができないので、その点だけは注意が必要です。
何もうまくいかなかった8年目
私にとっての8年目は結婚や引っ越しといったライフステージの変化がありました。
それに伴い、以下のようなことが変わりました。
- 職場環境の変化
- 通勤時間
- プライベートの過ごし方
上記したことに変化がありました。
中でも、私にとって一番支障が出たのは、職場環境の変化です。
職員の大量離職により、私自身の立ち位置が変わってきました。
今までは上司を頼る立場だったのに、急に頼られる立場になりました。
そうなることで、自分の悩みや不安を解消することが困難となったのです。
例えば、今までは普段の臨床でうまくいってたのに、全然うまくいかないようになった。
上司が今までフォローしてくれてたから、うまくいってただけだということに気づきました。
あの頃は、誰にも話すことができず、自分だけで悩みや不安を抱えてしまいました。
それらの悩みや不安は昇華されることなく、いつの間にか大きなストレスとなりました。
その結果、毎日仕事に行くことが嫌になり、職場が近づくとドキドキしたり日々大きな不安に襲われたりしていました。
また、朝の通勤時間が長くなったことも影響しています。
今までは、8時に起きても5分で出勤できる距離でした。
しかし、妻が違う職場で働いていたため、お互いの職場を挟んだ中間地点に住むことにしました。
その結果、私は通勤時間が30分に増えました。
通勤時間がもっと多い方にとっては、「それくらい…」と思う方もいることでしょう。
しかし、私にとって、30分というのはとてつもなく長く遠い距離でした。
そんな慣れないことを繰り返していると、ストレスが溜まり仕事も取り組み方が変わりました。
上記したことが私にとっては大変で、限界が来たので職場の上司に退職の相談をさせていただきました。
相談させていただくことで、心に抱えていたモヤモヤが少し解消されました。
上司からも「もっと、早く相談してくれればよかったのに…」といってくれました。
もしも、この記事を見て1人で悩んでいるようでしたら、誰かに相談することが一番手っ取り早い解決法です。
私のようにうまくいかなくて悩んでる人には、誰かに相談することを一番に行動してみてください。
今は作業療法士としてまだまだ成長中!
今の私は、過去に何もうまくいかなかった経験があるから、心の中にとても大きな支えがあります。
もし、過去のように大きな悩みができたとしても解消法を知っています。
ですから、過去のように苦しむことはないと思います。
私自身、とてつもなく苦しい思いをしてどん底を味わったから言えることだと思います。
この経験を活かしたいと考えて、当ブログで発信活動をしています。
発信する中で、たくさんの方に見ていただくことが増えました。
しかし、まだまだ誰かを救えた実感はありません。
もっと多くの方が作業療法士を楽しめるように発信していきます。
ぜひ、応援よろしくお願いします。
私のような辛い経験をしてほしくない
当ブログで発信する理由は、冒頭でも書いたように私のような辛い経験をする作業療法士を減らしたいという思いが一番にあるからです。
当ブログ自体、作業療法士を楽しむためのブログです。
しかし、毎日が辛いと楽しむことなんてできません。
1人でも多くの方に作業療法士という仕事を楽しんでいただきたいと考えています。
そのために、私が苦しかった経験を活かしてお悩み相談を始めました。
以下のリンクから、相談できますので私が答えられる範囲でなんでも作業療法士の仕事のことなど相談してみてください。
相談者様の声
こちらでは実際に相談していただいた方の声を掲載させていただいています。
もちろん、本人様の許可はいただいています。
初めての相談でしたが、私自身も全力で回答させていただきました!
こう言っていただけると嬉しいですし、Aさんの今後の作業療法士人生が楽しめることを心から祈っています。
どのようにして作業療法士を楽しめるか考えている
作業療法士の経験が10年を過ぎると、さまざまな課題が見えてきます。
私が大きく感じた課題は、作業療法士という仕事をなかなか楽しめない方が多い印象です。
作業療法士という仕事自体は以素晴らしいものと考えています。
私自身が素晴らしいと考える理由を簡単に以下に挙げてみました。
- 患者様から感謝される
- やりがいがある
- 給料は安定している
- 勉強することでスキルアップにつながる
- 将来的にも需要は高い
楽しめないということは、なんらかの理由があると思います。
そのため、私は日々作業療法士という仕事をどのようにすれば楽しめるか考えています。
考えて思いついたことをTwitter(@OT_MAKO)や当ブログ(作業療法士を楽しむブログ)で発信しています。
これからも、皆さんにとって有益な情報を発信していくつもりです。
以下の記事も参考になりますので、ぜひ一緒に読んでください。