1年目で辞めても良いのかわからない。。。
1年目で辞めたいけど、次の職場が見つかるかわからない。
必死に国家試験対策をして、やっと取得した作業療法士という資格。
いざ働いてみたら、「あれ、自分が思ってたのと違う。」
そう感じる人もいるはず。
そんなとき、退職を考えるけど上記のような悩みを抱えることでしょう。
本記事ではそれらの悩みを解決できるように多くの退職者の相談に乗ってきた経験をもとに詳しく解説していきます。
結論は以下のようになります。
結論:作業療法士を1年目でやめても他で活躍の場は充分ある。
作業療法士を1年目でやめてもあなたが活躍できる職場はたくさんあります。
なので、退職することを考えても良いでしょう。
その他に本記事では以下のことがわかります。
本記事でわかること
- 1年目で退職する際に注意するポイント
- 1年目で退職する理由
- 1年目でやめたいと思ったときにしてほしいこと
OTまこまる(@OT_MAKO)
●転職回数:2回
●病院や老健、デイサービスに従事した経験あり
●学会発表、勉強会への参加したことをもとに発信
作業療法士を1年目で辞めても大丈夫?
『作業療法士を1年目で辞めたい』と考えた時、『本当に辞めてもいいのか』という不安もあります。
1年目で辞めて大丈夫です。
なぜなら、作業療法士として働く上で転職をする方や作業療法士が合わずに辞めてしまう方は多いです。
国家資格を取った以上、いつでも作業療法士として復帰できます。
今のところ食いっぱぐれることはありません。
また作業療法士として働きたいと思ったら、就職活動をすればいいです!
平成31年3月卒業者を対象に厚生労働省が調査した結果では、新卒の就職後3年以内の離職率は以下のようになります。
全職種で見ても、3年以内に離職している人は30%を超えていることがわかります。
また、就職後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業に医療・福祉が含まれています。
医療職はストレスが溜まりやすいことが原因のひとつになるでしょうね。
ストレスがかかりやすく、働いてみないとわかりませんね。
ここからは、1年目で辞めても良い理由など解説していきます。
1年目で作業療法士を辞めても大丈夫な理由
作業療法士を辞めても大丈夫な理由は、大きく分けて以下の2つです。
- 作業療法士が国家資格であること
- 作業療法士1年目は大抵の人が20代前半であること
1年目で作業療法士を辞めても、あなたは国家資格という後ろ盾があります。
そのため、いつでも作業療法士として働くことができます。
そのことを踏まえると、完全に職を失うことはありません。
もちろんブランクによる難しさは生まれます
しかし、自分の技量に合わせて職場選びをすることで、作業療法士として働くには問題ありません。
さらに、作業療法士1年目という時期は、大抵の人は20代前半です。
20代前半の失敗は、後から取り返しが効きやすいです。
むしろ挑戦しなかったことを後悔することもあるので、一度辞めるべきか慎重に考えても良いでしょう。
極論ですが、あなた自身が作業療法士を1年目で辞めても大丈夫なように行動できるのであれば問題ありません。
行動や努力できる覚悟があるか・ないかだと考えます。
作業療法士を1年目で辞めたとしても違う職場で活躍できる
作業療法士になって、1年目で辞めても次の職場で活躍できます。
なぜなら、1年目というのは社会人になったばかりで、やっと業務に慣れたばかりだからです。
私としては、何歳からでも挑戦できると考えており、何かを始めるのに遅いはありません。
では、挑戦するのには何が必要なのか?
極論ですが、努力できれば違う職場で活躍することは可能です。
努力の量や方向性がきちんと合っていれば、1年目で辞めても活躍できることは間違いありません。
精神論にはなりますが、気持ち次第で変わることは確実です。
実際に2年目でも活躍している人はいるの?
私の周りでも、1〜3年目でも10年目よりも活躍している方もいます。
日々、実技の練習をしたり学会で発表をしたりする方もいるので、努力次第というのはこういったことから考えます。
職場探しはどうやってするの?
ハローワークに行くことも良いですが、PTOTSTワーカーを使用することをおすすめします。
1年目で辞めたとしても、性格や考え方などあなたに合った職場探しを手助けしてくれます。
以下の記事では、PTOTSTワーカーの評判や口コミ、実際に私が使った感想など書いていますのでご覧ください。
退職の際に注意するポイント
ここでは、あなたが1年目で辞めるにあたって注意するポイントを解説します。
大きく分けて3つあるのでサクッと読んでいきましょう!
①職場に対する不満は言わない
退職するにあたって、ついつい職場の不満を言いたくなります。
しかし、職場の不満を言ってもあなたにメリットは一つもありません。
なぜなら、上司や同僚との関係性に支障をきたす恐れがあるからです。
あなたが転職しても、上司や同僚は学会や勉強会で会うかもしれません。
その時、良好な関係性を築きたいのであれば不満を言うことは避けておきましょう。
仕事にやりがいが感じられないことが本当の理由だったとしても、誰にも言わず心に留めるのが得策です。
理由は、「◯◯の分野に挑戦したいから」や「◯◯の勉強がしたいから」といったポジティブで前向きなことの方が良いでしょう。
②引き継ぎや挨拶など行う
『飛ぶ鳥跡を濁さず』という言葉があります。
ぜひ、あなたが今の職場を去る際に誰から見ても見苦しくないように綺麗に始末をしておきましょう。
書類業務や担当患者様の引き継ぎは、次の人がわかりやすいようにしっかりしておくことが重要です。
あなたが、引き継ぎを行うことで上司や同僚からも「あの子は良い子だった」と思われることは間違いありません。
また、引き継ぎと同様にお世話になった方にはたった1年でも挨拶をしておくべきです。
挨拶ができない方はどこの職場でも通用することはありません。
その点を押さえて、必ず挨拶はしておくようにしましょう。
③必要な書類や手続きを確認する
退職する際には、いくつかの書類手続きが必要です。
以下に一般的な手続きを示します。
- 退職届
- 労働契約書や労働手続き書なとの提出
- 社会保険や雇用保険の手続き
- 退職金の申請
- 退職証明書の発行
- 退職時の手続きについての相談
退職する際には、その病院や施設の規定に従って手続きを行うことが大切です。
また、退職する前には、事前に人事と話して確認しておくとスムーズに次の職場に移行することが可能です。
退職理由は?
作業療法士が1年目で辞めたいと思う理由は様々です。
退職理由から適切な解決策を学びましょう。
①人間関係がツラい
作業療法士として働いて、辞めたい理由の1番は人間関係が原因です。
上司との人間関係を始め、患者様との人間関係など。
1年目なので、うまくいかないことが多いです。
職場内の人間関係は合う・合わないがあります。
合わない環境の場合は自分がいくら頑張っても限界があります。
次の職場選びの際には人間関係で失敗しないように、友人・知人に相談をすることやエージェントの利用をお勧めします。
精神面を病みながら、働く必要性はありません
②給料が少ない
職場によって仕事量が多いにも関わらず、給料がかなり少ないところもあります。
福利厚生や賞与で補填しているところもあります。
そういったサポートもない場合は、以下の解決策を考えると良いでしょう。
- 転職する
- 副業する
低い給料の場合、上記2点で改善していくしかありません。
しかし、副業しても1年では結果が出ないので長期戦になることは覚悟しておくと良いでしょう。
詳しくは以下の記事で解説していますので参考にしてください。
③業務内容が思ってた事と異なる
自分が思ってた作業療法士の業務内容と異なることが原因で転職を考える人もいます。
介護士や看護師の人員不足により、リハビリ職でもオムツ交換をしなければいけないところもあります。
そういった職場の場合、業務内容を変えることは難しいです。
また、仕事内容によっては作業療法士として、やりがいを感じられないかもしれません。
それらの場合は、すぐに職場を変えましょう。
今の職場のために、時間を無駄にしている暇はありません。
あなたの人生はあなただけのものということを心に留めておいてください。
④時間的な制約が厳しい
多忙なスケジュールや残業などが原因で辞めることがあります。
1年目から1時間以上残業をしなくてはならない職場は、はっきり言って異常だと考えます。
私も、なかなか仕事が終わらず19時や20時まで残業していました。
独身だったからできたことですが、ワークライフバランスはめちゃくちゃでした。
個人的な理由
家族や健康などの個人的な理由がある場合も辞めることがあります。
これはかなりの特例で仕方がないことです。
人それぞれ事情を抱えていると思うので、その時の生活に合った働き方を選ぶと良いでしょう。
作業療法士を1年目で辞めたいと思った時にして欲しいこと
あなたが作業療法士を1年目で辞めたいと思った時、して欲しいことが以下の3点を挙げます。
この3点を押さえておくことで、次の3点は成功に近づく確率がグンと高まることが考えられます。
では、早速見ていきましょう。
①なぜ辞めたいと思ったのか考えてみる
あなたがなぜ、作業療法士を辞めたいと思ったのか考えてみてください。
例えば、
「人間関係が嫌だったから。」
上記した理由は本当にどこの職場でもあり得ますよね。
そこからもっと深めていく必要があります。
なぜ人間関係が嫌だったのか?
どういった人間関係が嫌だったのか?
「大人数の職場だったから人と関わることが多くて嫌だった。」
「他職種と密に関わる必要性があったから嫌だった。」
など、理由が挙げられます。
「なぜ?」を深めていくことで必ずあなたが今回退職したことは次に生きるはずです。
②考えたことをもとに信頼できる人に相談する
上の①で考えたことを元にあなたが信頼できる人に相談することをお勧めします。
何事も1人で考えるより、誰かに相談することで問題解決しやすくなります。
ちなみに、信頼できる人は職場外の人をお勧めします。
例を挙げると、学校時代の恩師や同級生が良いでしょう。
③辞めたい原因・相談結果をもとに次を考える
ここでは、原因と相談結果をもとに次を考えていきます。
相談相手との親密度が高く情報量が多い方ほど、次の進路は明確化されやすいです。
辞めたい原因が複数抽出される場合には、あなたが何を一番に行動したいのかを考えるとより良い結果につながります。
作業療法士を続けるメリットも
1年目のあなたが作業療法士を続けるメリットに気づいてないだけかもしれません。
10年作業療法士をやってきた私が「作業療法士を続けるメリット」を解説していきます。
①今後の需要
ご存じのように少子高齢化が進んでおり、今後高齢者の数はどんどん増えてきます。
そこで、作業療法士として働いていることで必ずあなたの存在は貴重なものになります。
また、今後AIが発展しても残る職業の1つとしても挙げられます。
心のこもった対応や患者様の気持ちを汲み取ることは、私たちしかできないので今後も重宝されることは間違いありません。
②職場によって自分に合った働き方ができる
作業療法士は身体障害分野から精神障害分野、小児分野までかなり幅広くなっています。
それだけ幅広いにも関わらず、1年間1ヶ所でしか働かずやめてしまうことを考えるのはもったいないです。
一度、作業療法士の職域を見直して働く分野を変えてみるのも良いかもしれません。
不安もあると思いまが、あなたが思っている以上に不安や悩みはすぐに解消されます。
ぜひ、挑戦してみることをおすすめします!
③転職に強い
作業療法士は国家資格であるため、やはり転職に強いことが一番のメリットです。
そのようなメリットがあるにも関わらず、一般企業への就活は努力を要します。
せっかく一生懸命頑張って取った資格なので、もう一度作業療法士として働くことをおすすめします。
まとめ
作業療法士を辞めたいと思う時は、誰しも一度は通る道です。
特に1年目の時には悩みが尽きず、私も何度も辞めたいと考えたことがあります。
自分の気持ちを抑えて無理に我慢する必要はありません。
しかし、作業療法士という職種は今後の需要や、やりがい等を考えてもかなり良い仕事です。
ですから、もし辞めたいと思っても一度分野を変えて働いてみるのも一つの案として良いかもしれません。
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