悩む人作業療法士をやめても大丈夫かわからない
悩む人作業療法士をやめた後の不安が大きい。
作業療法士として働く中で、「この仕事をやめてもいいのだろうか？」と悩むことはありませんか？
実際、僕の周りでも同じように「やめたいけど、やめた後の不安が大きい」と感じる人が少なくありません。
結論から言うと、一度作業療法士を辞めることで「作業療法士としての素晴らしさ」に気づくことができます。そして、辞めたことで新しい発見やよかったと思えることもたくさんあります。
ただし、勢いだけで辞めてしまうと後悔する可能性もあります。
本記事では、作業療法士をやめたからこそ感じたよかった点、そして辞めた後に起こりうる後悔について詳しく解説します。最後には後悔しないための行動ポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
今の職場だけしか経験せずに作業療法士を辞めようと感がている人は勿体無いです。
作業療法士という仕事は多岐に渡って活躍できる職種です。
作業療法士を辞める前には、一度求人情報を見ておくと良いでしょう。
＼ 1分で登録完了 ／
本記事では、作業療法士をやめてよかったと思えることや、作業療法士をやめてから考えられる後悔を解説します。
本記事でわかること
- 作業療法士をやめてよかったと思えること
- 作業療法士を辞める際に後悔しない方法
- 作業療法士という国家資格の魅力
OTまこまる(@OT_MAKO)
●転職回数:2回
●病院や老健、デイサービスに従事した経験あり
●学会発表、勉強会への参加したことをもとに発信
作業療法士をやめてよかったと思えること
実際に辞めたからこそ感じる「よかった」と思える瞬間は意外と多いものです。
この章では、作業療法士を辞めた周りの声をもとに、具体的なメリットを解説します。
人間関係のストレスがなくなる
作業療法士の仕事は、患者さんや他職種との連携が欠かせません。そのため、人間関係のストレスは避けられない課題の一つです。
例えば、僕も経験しましたが、リハビリを一生懸命頑張ったのに患者さんから拒否されたり、時には他職種や上司から非難されることもありました。正直、辛いと感じることも多かったです。
辞めることで、このようなストレスから解放されるというのは、非常に大きなメリットです。他職種との交流を意識しなくていい環境になるだけで、気持ちが楽になるでしょう。
まこまる私も合わない人がいたので、なるべく避けてどうしても難しい時は上司に相談してました。
土日や祝日に休めるようになった
病院勤務では、土日や祝日を完全に休めることは難しいですよね。僕自身、家族とゆっくり過ごせる週末がどれほど貴重か痛感しています。
一般企業では、土日・祝日が休みの職場が多く、プライベートな時間を確保しやすいのが魅力です。特に家族との時間を大切にしたい方にとっては、これだけでも作業療法士を辞めてよかったと思える理由になるでしょう。
ただし、作業療法士としても土日・祝日が休める職場はあるので、一度探してみる価値はあります。
まこまる子供と過ごす週末は貴重な時間なのでゆっくり休みたいですね。
作業療法士を離れることで魅力を実感した
一度この仕事を離れることで、その魅力に改めて気づくことがあります。
例えば、リハビリを通して患者さんから「ありがとう」と感謝される瞬間。これは、一般企業ではなかなか得られない経験です。
作業療法士を辞めることで初めて「自分がいかに人の役に立つ仕事をしていたのか」を実感するケースは多いです。
一度距離を置くことで、自分のキャリアを見つめ直す良い機会になるかもしれません。
作業療法士をやめてから考えられる後悔
一方で、作業療法士を辞めた後に後悔するケースもあります。この章では、よくある後悔のパターンを解説します。
作業療法士が向いていたことに気づく
辞めて初めて、自分にとってこの仕事が「合っていた」と感じることもあります。特に次のような方は、その傾向が強いかもしれません。
- 人と関わることが好きな人
- 誰かの役に立つことで喜びを感じる人
- 作業療法士としての仕事に未練がある人
こうした特性を持つ人は、一般職に転職した後に「やっぱり作業療法士が自分に合っていた」と後悔する可能性があります。職場環境を変えるだけでも状況が改善することがあるので、一度検討してみてください。
まこまる作業療法士を辞める前に、職場を変えても良いかもしれません！
給料が安くなる
作業療法士の仕事には資格手当がつきますが、一般企業に転職するとこれがなくなる場合がほとんどです。
僕の場合、毎月8,000円の資格手当を受け取っていましたが、10年で96万円の差になると考えると非常に大きな違いです。
一般職では資格を活かした仕事に就くか、転職後の給与条件をしっかり確認することが重要です。
やりがいが感じられない
作業療法士の仕事では、患者さんから感謝されることでやりがいを感じる場面が多いですよね。しかし、営業職や事務職などでは、こうした直接的な感謝を得られる機会は少なくなります。
一般職に転職する場合は、「どうやってやりがいを感じるのか」を自分なりに考えておく必要があります。
一度、違う分野で働いたらよかった
作業療法士の良いところとして、職域が広いところを挙げられます。
急性期・回復期・生活期、小児分野など。
さらに職場も様々で、病院や施設、訪問リハビリ、放課後デイなどもあります。
中には養成校や自費リハビリ分野で働く方もいて、このように挙げただけでも働き方は多種多様であることが考えられます。
これだけいろんな分野、いろんな働き方があるのが作業療法士です。
なのに一つの分野しか関わらず作業療法士を辞めてしまうのは、後悔してしまう一つの原因になることが考えられます。
ですから作業療法士を辞めてしまう前に、違う分野で働けないか考え直すことも良いかもしれません。
作業療法士という国家資格の魅力
作業療法士という国家資格の魅力は多く、以下のようなことが挙げられます。
- 人と関われる
- 自分自身が成長できる
- 自分が必要とされていることが感じられる
- 国家資格のため安定している
- 自分のやりたいことができる
人と関わりながら、自分自身が成長できる仕事は他にないことでしょう。
かなりやりがいを感じられる仕事なので唯一無二ということも言えます。
また、資格を活かして一般職に就くこともできます。
私の元同僚は、病院に勤めた経験を活かして、福祉機器レンタル業者で働いている方もいます。
その他に医療機器メーカーで働く方もいます。
一般企業でも、作業療法士としての資格を活かせる仕事であれば、あなたならではの価値を見出せるかもしれません。
作業療法士をやめてよかったと思えるためには
最後に、後悔しないための準備について解説します。
自分の人生設計を見直す
作業療法士を辞める前に、人生のビジョンを描いておきましょう。
10年後、どのような働き方や生活をしていたいのかを具体的に考えることが大切です。
なかなか、頭の中で考えても思い浮かばない場合は、自分の思考を整理するために紙に書き出すことをおすすめします。
まこまる最低でも10年後のことまで考えておくと良いでしょう。
辞める目的を明確にする
「なぜ辞めたいのか？」を明確にすることが重要です。例えば、以下のような理由が挙げられるかもしれません。
- 給与を上げたい
- 休日を増やしたい
- 働き方を変えたい
辞める目的がはっきりしていると、後悔しにくくなります。
まこまる辞めてから後悔しそうなことをある程度予測しておきましょう。
まとめ：辞める前にできることを試してみる
作業療法士を辞めることで、新たな発見やよかったと感じる瞬間がある一方で、後悔する可能性もあります。
特に、「一度違う分野で働いてみる」「求人情報を確認する」といった行動を取ることで、辞めるべきかどうかの判断がしやすくなるはずです。
転職は人生の大きな決断です。焦らず慎重に考え、最良の選択をしてくださいね。
あなたの転職を手助けしてくれるかもしれません。
＼ 1分で登録完了 ／