友人の方が給料がいいので、転職を考えたい
他の職場の方が向いている気がする
作業療法士として働いていると、こういった悩みはありませんか?
しかし、何年目で転職するのが良いかわからないといった方も多いはず。
そういった方の悩みを解決するために、本記事を書いています。
本記事の結論として以下の通りです。
結論:作業療法士の転職は3〜5年目がベスト
作業療法士で3〜5年目の方は、転職を考えても良いかもしれません。
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転職する際には早めに取り掛かるために情報収集をすることをおすすめします。
本記事でわかること
- 3〜5年目で転職することがベストな理由
- 転職を考えやすい時期とメリット・デメリット
本記事の信頼性
本記事は当サイト(リハ職を楽しむブログの管理人)のOTまこまるが書いています。
10年目の作業療法士であり、リハ職を楽しむために日々奮闘中です!
3〜5年目で転職するのがベスト
私は3年目で転職しました。
以前勤めていた病院は療養型の病院でした。
しかし、私は回復期病棟で働きたかったのですが、学校の先生の勧めで入職することにしました。
給料や福利厚生等は良かったのですが、若かったこともあり「自分を高めたい」という気持ちが強く転職に踏ん切りました。
転職する際には、転職サイトやエージェントに登録することなく友人の口コミだけで転職することにしました。
結果として、自分のしたいことや学びたいことができる職場だったので転職は成功しました。
しかし、かなりリスクの大きいものでした。
給料面や福利厚生など何も情報収集することがなかったので、もしも給料が少なかった場合は奨学金の返済ができずに困るところでした。
たまたま私は運が良かったから失敗しなかったのですが、これから転職を考える際には、しっかりと情報収集することをおすすめします。
3〜5年目で転職するのがベストな理由
転職する理由は、人によって異なり様々です。
私の周りで3〜5年目に転職した方に聞いた理由をもとに詳しく解説します。
また、これらが2〜3個以上当てはまったら、転職を考えても良いかもしれません。
給料
作業療法士の給料平均額は20万程度といったところでしょう。
しかし、中にはずば抜けて低いところもあります。
有給を取るのにお金を支払わないといけないなど。
今までは我慢してきたけど、ライフスタイルの変化に伴い我慢できなくなる時期が3〜5年目です。
給料は、段違いに多くなるところはありませんが、せめて平均額は受け取れるようにしておきましょう。
そうしないと、結婚資金や資産形成、奨学金の返済等に困ることがあります。
一度、自分の職場の給料が周囲の知人や友人と大きな差はないか確認してみることも良いでしょう。
人間関係
人間関係は仕事上とても大事なものです。
特に作業療法士という仕事上、医師や看護師・ケアマネージャー・相談員と共に連絡を取り合うことで患者様を退院に導くことができます。
しかし、自分と合わない方がいる場合は仕事もうまくいきません。
また、上司でも指導といって、罵声や暴言を浴びせる方もいます。
そういった方からの指導は何も役に立つものではありません。
ですから、あなたは無理をして我慢する必要はないのです。
我慢すればするほど、指導する側の熱量は高まってきます。
万が一、人間関係に危険を感じた場合は早めに退職することをおすすめします。
もしも今まで我慢してきたならよく頑張ったことでしょう。
これからは自分のことを大事に過ごしてください。
自己研鑽・キャリアアップ
職場によって、勉強会を開催しているところや講習会へ参加しているところがあります。
勉強自体は、どの職場でもできることです。
しかし周囲の熱量次第で自分の勉強に対する姿勢は変わってきます。
もし自己研鑽をしたいけど、今の職場では勉強する量が増えないことやキャリアに不安がある場合は転職を考えてみるのも良いかもしれません。
通勤距離
職場との距離はとても重要視しても良いと考えます。
職場と自宅の距離が長ければ長いほど、通勤にかかる時間が長くなります。
そうすれば、24時間の内それだけ無駄にすることになります。
それが積み重なることで、年間では大きなものになるでしょう。
例えばですが、片道1時間の通勤を要する場合。
通勤には往復で2時間要します。
2時間要すると、年間200日出勤すると400時間を通勤に使っていることになります。
日数に変えると、16日も出勤時間に使っています。
通勤時間を無駄にしないことも一つの工夫ですが、最低でも通勤時間は30分に抑えておくことをおすすめします。
結婚や出産
特に女性が多いイメージですが、結婚や子供ができたことを機に退職される方が多くなります。
一昔前では、寿退社といった言葉があったようにライフスタイルの変化に伴い、職場も変えることになるのでしょう。
確かに、独身と結婚してからでは仕事に対する考え方は異なります。
独身の時には、キャリアアップを図って自分のスキルを高めていくことを考えていました。
しかし、結婚してからは家族を養うために働く方が多くなるでしょう。
その違いが結婚や出産によって変わりますね。
転職を考えやすい時期とメリット・デメリット
大体3〜5年目で転職する人が多いのではないでしょうか?
上で述べたように私も3年目の時に転職しています。
ここでは、転職を考えやすい時期について考え、その時期に転職するメリット・デメリットを解説します。
1年目
1年目は社会人になったばかりで、仕事上わからないことが多いです。
1年目で辞める原因としては、
- 仕事がうまくいかない&今後、仕事をうまくできそうにない。
- 仕事量が多すぎる
- 上司からの嫌がらせがひどい
などが挙げられます。
1年目で今の職場を辞めるメリット・デメリットは以下のようになります。
メリット | デメリット |
---|---|
・今の職場での失敗経験を次に活かすことができる | ・無駄な時間を過ごさなくて済む・退職を決めてから、転職するまでの期間が短い | ・周囲に1年目で辞める人がいない場合は勇気がいる
1年目で辞めてしまうのは勿体無い気もします。
しかし、正当な理由があれば我慢する必要は全くありません。
あなたの人生ですから、あなた自身が決めるのが一番です。
決して、「職場に辞めることをとめられたから」や「転職に不利になるから」等の理由で今の職場を我慢して働き続けるのであれば転職に関して考えた方が良いですよ。
1年目で辞める場合は、次の職場を考える際に期間をとって情報収集することをおすすめします。
また、他の記事でも解説しています。
ぜひ、読んでください。
3〜5年目
3〜5年目というと、仕事に慣れ始めて仕事量が多くなり始める時期です。
この時期は、新人でもなくベテランでもないので上と下の両方に板挟みされた状態です。
身体的にも精神的にも苦しいことでしょう。
この苦しさを乗り越えることで、また一皮剥けることもあります。
3〜5年目で辞めるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・マンネリ化する頃なので気持ちを一新できる | ・今の職場で頑張った経験を次の職場でも活かせる・もっと早く転職しておけば…と感じるかもしれない |
無理して働かなくても国家資格を持っているので、職場を変えてみるのも一つの手段です。
大抵、この時期に辞めることを考える人は「石の上にも3年」という言葉に縛られているのではないでしょうか?
この言葉があるから、3年目を終えるまで辞めてはいけない様に感じるはずです。
3年間その言葉に縛られて頑張ることができた人は、ポジティブに考えて良いと思っています。
なかなか、3年同じ職場で頑張ることができる人はいないはずです。
7〜8年目
退職時期として意外と多いのが、この7〜8年目です。
7〜8年目はライフステージの変化を迎える人が多くなります。
以下が7〜8年目で辞めるメリット・デメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
・ライフステージの変化に合わせた職場を選べる | ・転職が面倒になりやすい |
1つは、家族構成の変化が訪れる時期になります。
例えば、結婚したことで独身時代と比べて自分の時間が減少し、仕事に充てる時間が少なくなった。
今の職場のままでは家庭と仕事の両立が難しくなった。
それらの理由を踏まえて、今の職場を退職する決断に至るでしょう。
もう1つは30歳を目前にして、今の職場で働き続けることが良いのか考え始める時期です。
社会人になりたての頃は「こういった30代になりたい」や「こういう風に年齢を重ねていきたい」など、自分の目標とする自分像があったと思います。
しかし、自分が想像していたものと現状は異なり大きなギャップが生まれる頃です。
そのようなギャップをどうやって埋めるか考えて、出た答えの一つが「転職」になるかもしれません。
この時期は、転職してどういったことを達成したいかを具体的に決めてから転職することをおすすめします。
10年目
10年目は、新卒の頃からいつか辞めたいと考えながら、ずっと我慢して今の職場で働いてきた方が10年いう節目で辞めることが多いでしょう。
30歳を過ぎての転職は、決して簡単なものではありません。
家族を養っていかないといけません。
次の職場でも、10年経験があるからといってガンガン仕事を振られることでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・分野を変えることで、新しいことを学べる | ・気持ちを一新できる・転職しても次の職場で仕事を振られる確率は高い | ・失敗できない
しっかりとワークライフバランスが取れるような職場決めをすることがおすすめです。
できるなら、10年目を迎えるまでに転職することをおすすめします。
よくある質問
ここでは転職に関して、よくある質問を答えていきます。
今の職場を辞める場合、いつ頃に言えば良いですか?
転職に要する期間は、大体3ヶ月程度を考えておくと良いでしょう。
しかし、職場は自分が抜けた穴を埋める必要があるので、半年〜1年前には退職の意向を示しても良いかもしれません。
ちなみにですが、民法では退職の申告をしてから2週間経過すれば退職が成立すると規定されています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。
この場合において、雇用は申し入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法第627条第1項
参考程度に知っておくと良いかもしれません。
円満に辞めるためには早めに退職の意向を示すようにしましょう。
転職のおすすめ時期はいつ頃ですか?
2〜4月は、年度切り替え前後ということもあり体制が整えやすいのが一番のおすすめポイントです。
4月には、国家資格を取ったばかりの1年目の方が入職されるので、それに伴い新人指導プログラム等が開始される職場もあります。
求人も10月頃から出るため、それに合わせて転職サイトや転職エージェントへの登録することもおすすめです。
また、退職するには1月までに退職の意向を示しておくと良いでしょう。
9〜10月は、年度の半分の節目ということもあり、この時期に転職することもおすすめです。
中途採用の方がこの時期に入ってくることは珍しくなく、即戦力になるので職員からは歓迎されます。
この時期に転職を考えている場合は、7月までに今の職場に退職の意向を示しておきましょう。
転職する時にはどういったことを参考にしたら良いの?
転職する時に何を参考にしたら良いのかわからないという方が多いです。
ハローワークに行って、転職事情を聞くことも良いと思います。
しかし、ハローワークは何回も通わないといけません。
ですから、自宅でも転職のリサーチができるように何社か転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
あなたが、どれだけ忙しくても転職エージェントはあなたに合った、転職先を提示してくれます。
転職サイト・エージェントに関しては、以下の記事でも解説しています。
作業療法士の転職は何年目が多い?のまとめ
本記事では、作業療法士が転職する際、何年目がベストかということを説明させていただきました。
一番のベストは、3年目です。
3年目は、独身であることが多く割と自由が利きやすいことも理由の一つに挙げられます。
しかし、時期に縛られずに自分のメンタルが限界を迎えた時には、すぐに転職するようにしましょう。
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