「理学療法士はオワコンなのか?」
最近、ネットやSNSで「理学療法士はもう終わった」「将来性がない」という声を見かけることがあります。
でも、本当に理学療法士の仕事は将来性がなく、オワコンなのでしょうか?
この記事では、「理学療法士はオワコン」と言われる理由と、その実態、そして将来も活躍できるキャリアの選択肢について、理学療法士のリアルな視点から解説します!
そもそも「オワコン」と言われる理由は?

理学療法士ってオワコンなの?将来性が不安なんだけど…

確かに、そういう声もあるけど、ちゃんと理由を考えれば未来の道も見えてくるよ!
「理学療法士はオワコン」と言われる背景には、次のような理由があります。
① 理学療法士の人数が増えすぎた
理学療法士の国家資格は、毎年1万人以上が合格しており、年々増加しています。
理学療法士の登録者数の推移
- 2000年:約4万人
- 2010年:約10万人
- 2023年:約20万人以上
つまり、理学療法士の数が急増しすぎて競争が激化しているのが現状です。
➡ 「就職先が減ってきている」「給料が上がらない」と感じる人が増えているのも事実。
② 給料が上がりにくい
理学療法士の平均年収は350万〜450万円程度で、他の医療職と比べると低めです。
例えば…
- 看護師の平均年収:450万〜550万円
- 薬剤師の平均年収:500万〜600万円
また、一般の企業と比べても、理学療法士の給与の上昇率は低めで、10年勤めてもほとんど給料が変わらない職場もあります。
➡ 「頑張っても給料が上がらないなら、理学療法士はオワコンじゃない?」という意見が出るのも納得…
③ 人手不足でも待遇が改善されない
医療・介護業界は、慢性的な人手不足が問題になっています。
「人が足りないなら給料が上がるはず!」と思うかもしれませんが、
実際には…
- 病院や施設の経営が厳しく、給与UPが難しい
- 人手不足のため、1人あたりの仕事量が増えてしまう
この結果、「仕事は増えるのに、給料は上がらない」という状況に…
➡ 「このままだと将来が不安…」と考える理学療法士が増えている。
本当に理学療法士はオワコンなのか?

やっぱり、理学療法士の未来は暗いのかな…?

いや、むしろチャンスもたくさんあるよ!
たしかに、昔より競争が激しくなったのは事実ですが、理学療法士の仕事がなくなるわけではありません。
実際に、「理学療法士はこれからさらに需要が高まる」と言われる分野もあります!
- 高齢者の増加により、リハビリの需要は拡大
- 訪問リハビリや自費リハビリなど、新しい働き方が増えている
- 企業やスポーツ業界でも理学療法士の活躍の場が広がっている
➡ つまり、働き方次第では、理学療法士はオワコンどころか「将来性がある職業」になり得る!
オワコンと言われないために!理学療法士が選ぶべきキャリアパス
① 訪問リハビリで収入アップ!
病院勤務のままだと給料が頭打ちになりやすいですが、訪問リハビリに転職すると年収がアップすることもあります。
訪問リハビリの給与相場
- 1件の訪問で4,000円〜6,000円
- 1日6〜7件で月収40万円以上も可能!
➡ 「病院で働くよりも、訪問リハのほうが稼げる!」という人も増えている。
② 自費リハビリで独立・副業
最近では、病院や施設に頼らず、自費リハビリを提供する理学療法士も増えてきました。
- スポーツリハビリ(アスリート向け)
- 整体・パーソナルトレーニング
- オンラインリハビリ指導
自分のスキルを活かして自由に働くスタイルが広がっています!
➡ 「病院に依存しなくても、理学療法士として活躍できる!」という新しい可能性がある。
③ 企業・スポーツ業界で働く
理学療法士は、病院や介護施設だけでなく、企業やスポーツチームでも活躍できます。
理学療法士の新しいキャリアの例
- 医療機器メーカーでの商品開発
- スポーツチームの専属トレーナー
- 健康経営をサポートする企業内理学療法士
➡ 「病院勤務だけが理学療法士の道じゃない!」と考える人が増えている。
まとめ|理学療法士はオワコンじゃない!未来を切り開こう!
「理学療法士はオワコン」と言われる理由
- 人数が増えすぎて競争が激化
- 給料が上がりにくい
- 人手不足でも待遇が改善されない
でも、理学療法士にはまだまだチャンスがある!
- 訪問リハビリで収入アップ
- 自費リハビリや副業で独立
- 企業・スポーツ業界で活躍する
「理学療法士=オワコン」ではなく、「働き方を工夫すれば、まだまだチャンスがある職業!」
「このままでいいのかな…?」と不安を感じたら、転職やスキルアップを視野に入れて、自分のキャリアを見直してみるのがオススメ!
\ 1分で登録完了 /
以下では理学療法士におすすめの転職サイトを紹介しています。
