理学療法士として働いていると、「これ、あるあるだよね!」と共感したくなる瞬間がたくさんあります。
僕は作業療法士ですが、理学療法士(PT)の同僚と長年一緒に働いてきたので、彼らのリアルな「あるあるネタ」を間近で見てきました。
本記事では、理学療法士なら誰もが一度は経験する“あるある”を厳選してご紹介!
思わず「分かる!」と共感するネタから、ちょっと笑える話まで、理学療法士のリアルな日常をお届けします。
1. 患者さんに「マッサージ屋さん」と勘違いされる
患者さん:「先生、今日もマッサージよろしくね!」
PT:「いや、マッサージじゃなくてリハビリです!」
これは理学療法士なら誰もが通る道(笑)。(作業療法でも普通にあります・・・)
理学療法は、運動療法や物理療法を通じて機能回復を目指す専門職ですが、患者さんからは「マッサージをする人」と思われがち。
実際にリハビリの一環で筋肉をほぐすこともありますが、「PT=マッサージ師」と勘違いされることが多く、説明に苦労することもしばしば。
あるある対策
「リハビリはマッサージじゃなくて、動きを良くするためのトレーニングですよ」と優しく説明すると◎。
2. 患者さんから「昨日は〇〇先生のリハビリのほうが楽だった」と言われる
患者さん:「昨日の先生のほうが優しくて、あんまり痛くなかった!」
PT:「(いや、それじゃリハビリの意味ないんだよな…)」
理学療法士にとって、リハビリの効果を出すためには、ある程度の負荷をかけることが重要。
でも、患者さんにとっては「楽=良いリハビリ」と思われることもあり、手を抜いたように見えるリハビリのほうが好まれがち。
あるある対策
「しっかり動かしたほうが回復が早くなりますよ!」と、リハビリの目的を伝えるのが大事。
3. 病棟で看護師さんに「〇〇さん、リハビリ行けますか?」と聞いてしまう
PT:「〇〇さん、リハビリ行けますか?」
看護師:「いや、トイレ行ってるけど?」
患者さんがいない!
病棟でリハビリ室に連れて行こうとすると、患者さんがトイレ・シャワー・検査中ということは日常茶飯事。
1日に何回もナースステーションで確認するのは、理学療法士あるあるの一つ。
あるある対策
事前にカルテや看護師さんのスケジュールをチェックしておくと、スムーズに動ける!
4. カルテや書類に時間がかかりすぎて残業する
理学療法士の仕事は、リハビリだけじゃない!
リハビリが終わった後のカルテや書類が地味に大変で、患者さんの状態や実施内容をしっかり書かないといけない。
リハビリ室の隅で、「今日のリハビリ内容、どう書こう…」と悩んでいるPTは結構いるはず(笑)。
あるある対策
・できるだけリハビリ直後に簡単なメモを取る
・テンプレートを活用して、記録時間を短縮する
5. 腰痛が職業病になる
「患者さんを支える」「移乗介助をする」「しゃがんだり立ったりを繰り返す」
理学療法士の仕事は、意外と肉体労働。
患者さんを抱えながらの移乗介助を繰り返すうちに、腰痛が慢性化する人も多い。
PT:「リハビリの仕事してるのに、自分の体がボロボロ…」
なんてことも、理学療法士なら一度は思ったことがあるはず。
あるある対策
・患者さんの体勢を工夫して、無理のない介助を心がける
・ストレッチや運動で、自分の体もケアする
6. 理学療法士同士で「どっちがいいアプローチか」熱く議論になる
PT1:「この患者さんにはもっと筋トレしたほうがいいんじゃない?」
PT2:「いや、動作訓練のほうが大事でしょ!」
理学療法士は、それぞれ得意な技術や考え方が違うため、どのアプローチが正しいのか議論になることがよくある。
実際、「この患者さんにはどの治療がベストか?」と、先輩・後輩・同僚で熱く語り合うのもPTならではの文化。
あるある対策
「患者さんの状態に合わせて、柔軟に考えるのが一番大事」と意識すると◎。
まとめ|理学療法士のあるあるは日常にあふれている!
今回紹介した理学療法士のあるある、いくつ共感できましたか?
- マッサージと勘違いされる
- 「昨日の先生のほうが楽だった」と言われる
- 患者さんがいない(トイレ・シャワー・検査中)
- カルテや書類に追われて残業
- 腰痛が職業病
- アプローチ方法で議論が白熱
理学療法士ならではの悩みや苦労はあるけれど、それ以上にやりがいや面白さもたくさんあります。
もし「今の職場がしんどいな…」と思っているなら、働く環境を変えてみるのも一つの選択肢。
転職を考えている人は、土日休みの職場や給料が高い求人を探してみるのもアリですよ!
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