転職して半年経った話

こんにちは、作業療法士のまこまるです。

皆さん、人生の大きな決断って、振り返ってみるとあっという間に感じませんか？

そんな感覚を強く覚えているのが今の僕です。

思い切って転職してから早くも半年が経ちました。

新しい環境での戸惑いや喜び、そして予想外の発見など、この半年間は本当に濃密な時間でした。

今回は、なぜ転職を決意したのか、実際に働いてみてどんなことを感じたのか、そしてこれからどんな未来を描いているのか、率直に綴ってみたいと思います。

僕の経験が、似たような悩みを抱えている方や、キャリアの岐路に立っている方の参考になれば幸いです。

さあ、半年間の転職奮闘記、始めましょう！

転職を決めた理由

前の職場でのモヤモヤが少しずつ溜まっていったのが、転職を考えるきっかけでした。

作業療法士として、患者さんと一緒に目標に向かってリハビリに取り組むのが大好きな僕。

でも、前職では業務量が増え、患者さんとの関わりが形式的になってしまう瞬間が増えてきたんです。

職場の人間関係や働き方にもストレスが蓄積していました。

チームとしてのコミュニケーションがうまく機能せず、スタッフ同士の連携ミスや、上層部からの曖昧な指示で現場が混乱することも少なくありませんでした。

そんな中、「もっと違う環境で自分の力を試してみたい」という気持ちが強くなりました。

自分のスキルを高め、患者さん一人ひとりにもっと深く関わりたいという思いが、転職を後押ししてくれたんです。

新しい職場の環境と初めの印象

転職して最初の数ヶ月は、新しい環境に慣れるのに必死でした。今の職場は前職より規模が小さく、スタッフの人数も少ないです。

でも、その分スタッフ同士のコミュニケーションが密です。

(入職初日から「チームの一員」的な感じで迎え入れてもらえたことは嬉しかったですね。)

最初は「前職と違いすぎて大丈夫かな…？」と不安もありました。

長年働いてきた病院での患者さんとの関わり方が異なり、戸惑うこともありました。

しかし、対象者の生活背景や趣味嗜好までしっかりとヒアリングし、その人に合ったプログラムを細かく作り込むというスタイルは、やりがいがあります。

仕事に対するやりがいの変化

半年経った今、仕事へのやりがいは大きく変わりました。

前職では「やらなきゃいけないこと」をこなすのが優先でしたが、今は患者さん一人ひとりに余裕を持って関われる実感があります。

例えば、限られた時間の中でのリハビリ。

ベッド上のリハビリだけでは、機能回復を図るには限界があります。

そのため、常にどうやって生活に汎化させていくべきか考えて関わるようにしています。

転職の難しさも実感

もちろん、この半年間が全て順風満帆だったわけではありません。

新しい職場に飛び込んだ当初は、まるで戸惑いを感じることが多々ありました。

新しい環境に馴染むまでの道のりは、想像以上に険しいものでした。

まず、業務フローの違いに驚きました。

前職では当たり前だと思っていた手順が、ここでは全く通用しないことも。

例えば、患者さんの情報共有の方法一つとっても、使用するシステムや報告の頻度が大きく異なり、最初は戸惑いの連続でした。

職場の文化の違いも大きな壁でした。

前職ではフォーマルなコミュニケーションが主流でしたが、新しい職場ではより柔軟でオープンな雰囲気。

これは一見良いことに思えましたが、どこまで本音を出していいのか、境界線を見極めるのに苦労しました。

最初の数ヶ月は、毎日が緊張の連続。

ミスを犯さないよう、一つ一つの業務に細心の注意を払いました。

患者さんのカルテを何度も確認し、同僚に些細なことでも質問する日々。

職場内では新人といえど、結局は中途採用。

今までの知識をフル活用し分からないことは家に帰って調べることも多くありました。

さらに、新しい職場特有の「暗黙のルール」の存在にも気づきました。

例えば、休憩時間の取り方や、上司への報告のタイミングなど、誰も明確には教えてくれないけれど、皆が暗黙のうちに従っているルール。

これらを理解し、自然に振る舞えるようになるまでには、予想以上に時間がかかりました。

この経験を通じて、転職とは単に仕事場を変えるだけではなく、自分自身の働き方や価値観までも柔軟に変化させる必要がある、大きな挑戦だと実感しました。

新しい環境に飛び込むには、相当な覚悟と適応力が必要です。

でも、この困難を乗り越えたからこそ、今の充実感があるのだと思います。

ここで転職を考えている方へのアドバイスがあるとすれば、「変化を恐れず、でも現実も直視する」ということでしょうか。

新しい環境は必ず課題をもたらしますが、それを乗り越えた先には、きっと新たな成長の機会が待っているはずです。

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今後の展望

新しい職場にも慣れてきた今、次のステップを考え始めています。

作業療法士としてのスキルアップも良いですが、現段階では以下の通り。

どの資格が役に立つか将来をしっかり見据えた上で、行動していきたいと考えています。

30代の転職は、20代の転職と異なり、知識や技術が利用者や職員から求められるものです。

チームの一員としてだけでなく、リーダーシップも発揮していけるよう意識しています。

まとめ

転職して半年、この決断は間違っていなかったと感じています。

不安や戸惑いもありましたが、新しい環境での経験は確実に自分を成長させてくれました。

もし今の職場に少しでも不満やモヤモヤを感じているなら、転職を選択肢の一つとして考えてみるのも良いかもしれません。

人生は一度きり。納得できる環境で働くことが大切です。

これからもっと経験を積み、成長していきたいと思います。

あなたも、自分に合った働き方や職場を見つけられることを願っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！