実際に作業療法士が転職するのって難しいのか気になる
どうすれば転職がうまくいくかわからない
作業療法士の転職は難しいと考える方はいませんか?
私も転職するまで抵抗があり、転職しても本当に次の職場でやっていけるのか不安でした。
転職する際の不安はこういったことが考えられます。
以下に記載しておきます。
- 給料
- 業務量
- 人付き合い
- 自宅から職場までの距離
上記したような心配事は転職する際に、誰でも抱えるものです。
本記事では、あなたが転職する際に注意することを記載しています。
本記事を読むだけで、転職に対しての抵抗感が少なくなりますので最後まで読んでください。
本記事で学べること
- 作業療法士の転職する際に気を付けること
- 一般的に作業療法士が転職を考えるとき
OTまこまる(@OT_MAKO)
●転職回数:2回
●病院や老健、デイサービスに従事した経験あり
●学会発表、勉強会への参加したことをもとに発信
作業療法士の転職は難しいと思われがちですが案外簡単!
作業療法士の転職は難しいと思う方もいるかもしれません。
しかし、案外簡単です。
私は夫婦で作業療法士として勤めていますが、夫婦2人とも転職を経験したことがあります。
転職をして自分のライフスタイルに合った職場で働くことができています。
作業療法士という職種は、ご存知の通り国家資格です。
国家資格を持っている以上、どこでも働くことができます。
そのために国家資格を取った方は多いはずです。
では、そのことを前提に作業療法士が転職する際に注意することを解説します。
作業療法士が転職する際に注意すること
初めに結論を述べておきますが、作業療法士として転職する際には、気持ちが大事です。
急な精神論で驚いた方もいるかもしれません。
「なんとかして、この職場で働きたい!」
「この職場じゃないと働きたくない。」
そういった気持ちが、転職する上で一番大切であると考えています。
強い気持ちを持った上で、以下に注意することについて解説しています。
転職理由を明確にする
転職をする上で、理由を明確にすることは非常に大切なことです。
何を一番優先的に考えるか?
そのことを考えるだけで、自分がどうなりたいかがはっきり見えてきます。
例えば、「家族との時間を一番大事にしたい」と考えるとしましょう。
そのためにどういった条件が必要か考えてみると、以下のようなことが挙げられます。
- 土日休み
- 定時で帰宅可能
- 有休消化率●●%
土日休みや定時で帰れる職場というのは必ず存在します。
有休消化率が高いところでは、公休に加えて有給も取得しやすいです。
その結果、定時退社でき休みが多い職場への転職を第一に考えると良いでしょう。
上記の流れでまずはあなたがどのように働きたいかを考え、それに沿った条件を挙げながら考えていく良いでしょう。
- 働き方を考える
- 考え出した条件に沿った働き方を考える
上記した手順で考えていくことで、転職後も後悔しないいことが考えられます。
転職理由はポジティブなものにする
転職する際の理由はポジティブなものが良いでしょう。
なぜならば、転職してくる人がネガティブな理由を抱えていると採用担当者も嫌だからです。
例えば、私の場合は以前の職場のままではキャリアアップが望めないと考えました。
しかし、転職理由としては決してそういったことはあげませんでした。
なぜなら、この理由を聞いて「採用したい!」とは絶対思わないからです。
ですから、「より専門性を高めたい」と言い換えていました。
転職理由は、ネガティブなものよりポジティブな方がウケは良いのでおすすめします。
選り好みしない
「給料が高くて〜」
「家から近くて〜」
「定時で帰ることができて〜」
といった職場をお探しかもしれません。
しかし、そのような条件を全て踏まえた職場は存在しません。
あなたが何かをしたければ、何かを諦める必要はあります。
どれか一つに絞って転職を考えると良いでしょう。
あとは、「条件が合うと良いなぁ」と考えておくと、転職は容易になります。
見学させてもらう
転職する際に大事なこととして、事前に見学させてもらうことを挙げます。
見学してみることで、雰囲気やどんな人がいるのかわかります。
私が考えた例では、以下のようなことを挙げます。
事前見学でわかること
- 雰囲気
- どんな人がいるのか?
- 上司となる人がどのような人なのか
- 建物内の環境
また事前見学した際に、気になることなど質問しても良いかもしれません。
例えば、「子供がいるから時短勤務が可能か?」や「副業しているが、転職しても続けても構わないか」など。
質問することで、相手も興味をもってくれていると思うので両者にとって良い時間を過ごせるはずです。
履歴書を丁寧に考える
転職する上で、履歴書の提出は必須です。
記入欄が多い割にどのように記入して良いのかわからない。
そういった悩みが転職する際に浮かぶことでしょう。
私自身、初めて転職するとなった時どのように記入して良いのかわかりませんでした。
しかし、そういったことも転職エージェントで聞けます。
また、誤字脱字や字の丁寧さには注意しておきましょう。
履歴書の小さなミス一つでイメージダウンにつながるので注意して何度も見直すと良いでしょう。
転職サービスを利用する
転職サービスを利用することは、一つの方法です。
なぜなら、転職エージェントは転職についての知識がたくさんあるプロが対応してくれます。
あなたは数回の転職しか経験したことがないかもしれません。
しかし、エージェントの場合は何人もみた経験をもとにあなたにあった職場をすすめてくれます。
自己流でするよりも、一度プロに相談してみることをおすすめします。
マイナビコメディカルで相談してみましょう。
自分では解決しないことも簡単に解決するかもしれません。
しかし、作業療法士が一般企業への転職は難しい
作業療法士が一般企業に転職することは、今のところ難しいです。
作業療法士プラスαの資格を持っておくと、一般企業への転職も考えられるかもしれません。
しかし、確実に転職が可能とは言い切れないので、どんなものがあるのか転職エージェントを見て参考にしても良いかもしれません。
作業療法士が転職したいと思う理由
作業療法士が転職したいと思う理由は、人間関係により生じるストレスが原因となることは多いです。
私たちリハビリ業界は、マウントを取ったりする人も少なくありません。
そういった方と働くと、かなりストレスがかかります。
結果として、転職したいという考えにつながることでしょう。
以下の記事でもリハビリ職を辞めたいと思う理由について解説しています。
また、ここでは作業療法士が転職したいと思う理由について解説しています。
体力がもたない
20代の独身だった時から働き始めた職場で、30代を迎え結婚して子供が生まれると、ライフスタイルが大きく変わります。
それなのに20代の時と同じ働き方をすると、体力がもちません、
結果、ワークライフバランスが取れなくなり家族に迷惑をかけたり、仕事がうまくいかなくなったりするという問題が生じます。
このようなギャップが生じ、体力がもたないと感じ、転職を考える方もいます。
今の業務量と給料が合わない
作業療法士という仕事は、いつまで経っても給料が大きく変わることはありません。
しかし、年数を重ねるごとに仕事の負担は大きくなります。
それが10年目になると、年収は変わらないのに業務量が自分だけ多すぎることがあります。
その原因としては、あなたに仕事を任せることで真面目に取り組んでもらえるからです。
頑張ることは良いですが、仕事量はいつまで経っても増える一方となります。
自分の頑張りと給料が合わないと感じた時、転職を考える人がいます。
今の職場でプレッシャーが大きい
リハビリ業務は患者様や上司からのプレッシャーに悩むことがあります。
この人をよくしないといけないけど、よくすることができない。
しかし、職場によってはプレッシャーの大きさは異なります。
回復期病院はリハビリに対して求められることも大きくなるので、プレッシャーが大きい印象です。
プレッシャーが大きくなると転職したいと考えるかもしれません。
転職して今までとは違う分野で働くことで今までのようなプレッシャーから解放されることもありますよ。
人間関係が合わない
リハビリ業界は、いろんな人がいます。
手技にこだわった方や、性格が一癖ある方など。
そういった方が多い職場では、人間関係が合わないと感じ転職を考えるかもしれません。
しかし、次の職場でも同じことが生じる可能性がありますので、友人や知人からの口コミを参考にすると良いでしょう。
まとめ:作業療法士の転職は考え方次第です
作業療法士の転職は難しいって本当?と思うかもしれませんが、考え方次第です。
あなたが妥協できれば、どこでも働くことができます。
しかし、一切妥協ができないのであれば転職は難渋するかもしれません。
そういったことがないように何社かの転職エージェントに登録して、情報をリサーチするのも良いでしょう。
転職サイトについても以下の記事でまとめてますので参考にしてください。