暑い季節がやってきましたね。
子どもたちは水遊びを待ちわびていることでしょう。
今回は、自宅で簡単に作れる「ペットボトルシャワー」を使った水遊びについてご紹介します。

うちの子どもたち、水遊びが大好きなんです!



だけど、準備や片付けが大変で…毎日は無理ですよね。
そんなお悩みを解決してくれるのが「ペットボトルシャワー」です!
手軽に準備できて、子どもたちが夢中になる水遊びグッズ。
今日はその魅力と作り方、遊び方のアイデアをたっぷりとお伝えします。
ペットボトルシャワーとは?
ペットボトルシャワーとは、その名の通り、ペットボトルを使って作る簡易シャワーのこと。
ペットボトルに穴を開けて水を入れるだけで、子どもが大喜びする水遊びグッズに早変わりします。
市販の水鉄砲やおもちゃのシャワーを買わなくても、家にあるもので簡単に作れるのがポイント!
エコで経済的、さらに子どもと一緒に作る過程も楽しめる、一石三鳥の夏の定番アイテムなんです。



子どもたちの反応は予想以上でした!
ットボトルシャワーの作り方
用意するもの
- 空のペットボトル(500mlや2Lなど、サイズはお好みで)
- 画びょうやとがった物(穴を開けるため)
- 油性マジック(デザインを描く場合)
- カッターナイフまたははさみ
- ビニールテープ(必要に応じて)
基本の作り方
- ペットボトルを洗って乾かす
ラベルは剥がしてもそのままでもOK。剥がした方がデザインを描きやすいです。 - ペットボトルの底に穴を開ける
画びょうなどを使って、底に小さな穴を数個開けます。穴の数や大きさはお好みで調整できます。 - デザインを施す(任意)
油性マジックで顔や模様を描くと、オリジナルのシャワーに! - キャップをしっかり閉める
漏れないように確認しましょう。 - 完成!
水を入れて、キャップを下にして持てば、底から水が出てきます



穴の開け方で失敗しました…。大きすぎて水があっという間に出てしまうんです。



穴は最初は小さめに開けるのがコツですよ!



まずは画びょうで2~3個から始めてみてください。
アレンジバージョン
1. ジョウロ型
ペットボトルのキャップに複数の穴を開けるバージョン。上から水をかけたい時におすすめです。
2. 噴水型
ペットボトルの側面に穴を開け、水圧で横に水が飛び出すタイプ。
ペットボトルを強く握ると勢いよく水が出るので、子どもたちに大人気です。
3. シャワーヘッド型
ペットボトルの底を切り取り、そこにストッキングや薄手の布を被せてゴムで固定。
上からゆっくり水を注ぐと、細かいシャワーのように水が出ます。
ペットボトルシャワーでの水遊びアイデア
1. シャワーレース
複数のペットボトルシャワーを用意して、どれが一番長く水が出続けるかを競争します。穴の大きさや数によって結果が変わるので、子どもたちに科学的な観察力も育てられます。
2. 水のお絵かき
コンクリートの地面や壁に水で絵を描きます。太陽の下では水が蒸発していくので、次々と新しい絵に挑戦できます。
3. 的当てゲーム
バケツや空き缶などを的にして、ペットボトルシャワーの水で倒したり、中に水を入れたりするゲーム。
距離を変えたり、的を小さくしたりして難易度を調整できます。



太陽に向かってシャワーを振ると、小さな虹ができることがあるんです。
4. 水中宝探し
小さなプラスチックのおもちゃやカラフルな石などを洗面器や小さなプールに入れて、ペットボトルシャワーで水流を作りながら宝物を探します。
5. 自然観察
庭の植物にペットボトルシャワーで水をかけると、葉っぱの上での水の動きを観察できます。
蓮の葉のように水をはじく葉と、そうでない葉の違いを見つけるのも面白いですよ。



水遊びの後の片付けが大変で…。



あるある!うちでは「あと3回で水遊びの終了」を宣言しています。



バスタオルを外に用意しておくと便利ですよ!
ペットボトルシャワーで水遊びをする際の注意点
安全面での注意
- 小さなお子さんは必ず大人の監視のもとで遊ばせる
水遊びは楽しいですが、少量の水でも溺れる危険があります。 - 滑りやすい場所に注意
水で濡れた地面は非常に滑りやすくなります。転倒防止のためにサンダルを履かせるなどの対策を。 - 熱中症対策を忘れずに
水遊びに夢中になると、熱中症のサインに気づきにくくなります。日陰を作ったり、定期的に休憩と水分補給をさせましょう。
環境への配慮
- 水の節約を意識する
楽しい遊びですが、水は大切な資源。使う量に配慮しましょう。使った水は植物への水やりに再利用するのもおすすめです。 - 使用後のペットボトルはリサイクルへ
遊び終わったペットボトルは、しっかり洗ってリサイクルに出しましょう。環境教育の一環として子どもと一緒にリサイクルについて話し合うのも良いですね。



ペットボトルシャワーを使った水遊びは、短時間の外遊びにもピッタリなんですよ。
ペットボトルシャワーで得られる教育効果
水遊びは単なる遊びではなく、多くの学びの機会を提供してくれます。
科学的思考力の発達
水の流れ方や穴の大きさによる水圧の変化など、物理法則を体験的に学べます。
「なぜこの穴からは水が勢いよく出るのに、こっちからはゆっくり出るの?」など、子どもの「なぜ?」を引き出す良い機会です。
創造性と問題解決能力
「もっと遠くまで水を飛ばすにはどうしたらいいか」「水の出る形を変えるには」など、自分で考えて工夫する力が育ちます。
協調性
友達や兄弟と一緒に遊ぶことで、順番を待つ、共有する、協力するといった社会性も身につきます。



「もっとすごいシャワーを作りたい!」と言うんですが、アイデアが浮かばなくて…。



そんな時は「子どもの発想」を大切にしてみてください!



素材を用意して「どうしたら面白いシャワーになると思う?」と聞いてみるのも良いですよ。
季節を問わず楽しめる室内版ペットボトルシャワー
雨の日や寒い季節でも、浴室やキッチンシンクを使えば、ペットボトルシャワー遊びが楽しめます。
お風呂でのアイデア
- ボディソープを少し混ぜて「泡シャワー」を作る
- 浮かべたおもちゃにシャワーをかけて動かす
- 洗面器に溜めた水に色付きのバスソルトを入れて、カラフルシャワーを楽しむ
キッチンでのアイデア
- シンクの中で小さなペットボトルシャワーを使ったミニ水遊び
- 食紅や野菜ジュースで色付けした水を使って、混色実験



室内での水遊びは、マットやタオルをしっかり敷いて、水の飛び散りに注意してくださいね。
まとめ:ペットボトルシャワーで素敵な夏の思い出を
ペットボトルシャワーは、身近な材料で簡単に作れる水遊びグッズです。
作る過程から遊びまで、子どもたちの好奇心や創造性を刺激し、暑い季節に最適な遊びを提供してくれます。
水の使い方や片付けのルールも学べるので、楽しみながら大切な生活習慣も身につけられます。
ぜひこの夏、お子さんと一緒にペットボトルシャワーを作って、楽しい水遊びの時間を過ごしてみてください。
きっと「今年の夏の思い出」として、子どもたちの心に残る素敵な経験になりますよ。



最後に一つアドバイス!スマホやカメラを防水ケースに入れて、水遊びの様子を撮影しておくと素敵な夏の思い出になります。
子どもたちの笑顔、きっと最高ですよ♪
水遊びの季節、思いっきり楽しんでくださいね!
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